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SF映画【ミッション・トゥ・マーズ】の感想

こんにちわ、まっきーです。最近、ゲーム『OBSERVATION』が楽しくてSFづいてる今日この頃。という訳で、過去に鑑賞したSF映画の話をします。

※本作はやや古い映画のため若干ネタバレがあります。未見の方は読む際は予めご注意願います。

映画:ミッション・トゥ・マーズ(原題: Mission to Mars 上映時間:114分)

本作は2000年公開のアメリカ合衆国のSF映画。監督はブライアン・デ・パルマ。ブライアン・デ・パルマと言えば、『アンタッチャブル』や『ミッションインポッシブル』などが有名ですね。

かつて火星にいた知的生命体の痕跡と人類の遭遇を描いた作品。出演は ゲイリー・シニーズ、ドン・チードル、ティム・ロビンスなど。

あらすじ

西暦2020年6月、人類は火星に着陸し、火星の探査を行うようになっていた。火星で地質調査を続けていたルーク達は、シドニア地区の岩山の頂上付近に巨大なピラミッド状の物体を発見。氷ではないかと推察した彼らは現地に赴いて調査を開始、レーダー波を照射したが、その途端に巨大な竜巻が発生。竜巻は意思を持っている様な動きでクルーたちに襲い掛かり、ルーク以外の3人は死亡、ルークも宇宙ステーションに最後の報告を通信した後、生死不明となった。

この緊急事態の報告に対し、バックアップの宇宙ステーションにいる探査計画チーフのレイは第二次火星探査計画として予定されていた宇宙船を救出隊(マーズ・リカバリー)として送る事を決定、ウッディを隊長(船長)に、ウッディの妻でもある科学者テリー、そして電子技術の専門家であるフィル、さらにウッディの強い要望によりジムが副操縦士に決定した。

この4人がレスキューミッションとしてルークを救い出し、原因究明の探索をすることとなったが・・・。

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宇宙空間の怖さを知った作品

本作は今から20年ほど前の作品のため、今見ると若干古臭く感じる部分があるかも知れません。しかし、宇宙空間で人間が宇宙服を脱ぐと、どうなるかがリアルに描かれていたりして、そのシーンについては当時はかなり衝撃を受けたシーンでした。

現在が既に2021年なので、2020年に人類が火星に基地を作り火星探査が可能になっているという時代設定も、今の時代から見れば何とも言えないですよね。20年位あれば、それくらい科学が発達している考えられていたんですかね(;'∀')

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物語のピークは火星上陸前か

本作、宇宙船を救出隊(マーズ・リカバリー)として送り出すのですが、大きなトラブルに見舞われ、火星に上陸を果たすまでは手に汗を握る展開の連続です。

しかし、物語としてはここがピークになってしまっており、その後の物語は若干テンションが下がっていく印象。知的生命体との遭遇シーンも、20年前の映画として考えても、その造形や表現についてはいま一つピンと来ないというか、地味な印象を感じます。

また、宇宙人との遭遇にはいわゆる”種の起源”と思われる内容も含まれている。種の起源と言えば映画『プロメテウス』を思わせますが、本作についてもやや似たような表現になっていました。

SF好きなら

SFが好きな方なら、十分に楽しめる映画と思います。特に火星着陸までの緊迫したシーンは、かなり見どころがありました。ただ、後半はやや失速気味で、話の内容も若干無理があるようにも思えたのも事実。しかし、SF好きなら一度は観て欲しい作品だと感じました。

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