【出産までの陣痛記録】

7/2/4:15辺りからお腹がじんわり定期的に痛みだし目が覚める。
10分感覚なら病院に電話しようと様子を見る。
一時間定期的に痛みが来てるのでトイレに行くとお印(お印はこれで3回目くらい)

病院に電話したら、今日9時から入院なので、予定通りの時間でいいですよと言われる。

車で向かうが、朝の通勤ラッシュにみまわれ、
1時間近くかけて産婦人科へ。
まだ全然我慢できる微弱陣痛。

10時頃から促進剤打つ。
そこからの痛みは、どんなものだったか記憶が薄れるほど、壮絶でした。

覚えているのは、
痛すぎて号泣したこと、

『お願いだからひまりちゃん早く出ておいで』
と、泣き言のように何度も言っていたこと。

付き添ってる家族が
『オキシトシンは強いんだよ。喘息が多少出てもいいから、もういっ老の薬に変えてもらえませんか？』

『(母)私の時もこんなに痛まなかったよ。見てられないよ。』

と、母や夫、付き添いの看護師さんもが憔悴するくらいの痛みようでした。

会話は出きる余裕はなく、
痛みがくるたびに
『腰！』と、指すってほしい場所を
叫ぶことしかできず、

陣痛がくるたびに、(手すりがないベッドだったので)枕の端を必死でつかみ耐えしのいだ。

16時頃子宮口が8センチに開いたので
分娩台へ移動。

そこから子宮口がなかなか開ききらず、
陣痛に耐えしのぐ。

今日の促進剤の残量がなくなったら、
あとは自力で埋めない限り明日へ持ち越しと言われ、

なんとしても無くなる夜22時頃までに産みたいと、祈る気持ち。
陣痛は、5分おきくらいで来ていたと思う。

21時に
開ききってないけど息んでみようとなり、
いきみの体制へ。
出てくるまで至らず。

そして、促進剤は途中でやめられず、
使いきらないといけないので、
2 2時頃、無くなるまで陣痛と付き合う。

その後、陣痛の感覚が開き、
痛みも緩和され(つつも痛みはしっかりあり)

0時、2時、4時、と、その後三回くらいいきんでみるが、出るまでは至らず。

正直、いきむのは全力で取り組むので、
一度息むと空っぽになり、
かなり消耗するので、
体力気力共に
既にとうに自分の限界を越えていた。

神様に祈る気持ちで、
朦朧とするなかで、

ただ、今来る痛みをどう受け止め逃すか、
それをただ、必死に取り組むのみだった。

私の弱さだなぁと思いつつ、
もはや赤ちゃんにあいたい、
という気持ちすら持てないくらい体力気力共に
限界だった。

なので、これ以上いきんでみても、
産まれてくることは難しいだろうなぁと感じてもいた。

4時以降も定期的に続く陣痛に、
夫も寝ていて、
ナースも『もうこれ以上いきんでも体力消耗するので明日午前中にかけましょう』と言い、
部屋を離れる。

ぐっすり眠ることはできず、
陣痛と陣痛の間に寝落ちする感じで、
朝の8時を迎える。

陣痛の度に助けてほしくて、
腰指すってほしくてナースコール押すが、
『もう、陣痛をいきみ逃しするしかないのよね』と言われ、

コールしてもなかなか来なくなり、
あ、もういちいち呼んでもしょうがないんだなと悟り、

陣痛がきたら、
どのタイミングで呼吸して、
どんな呼吸すれば楽になるのか、
『必ずこの痛みは遠退く』
『私は乗り越えられる』と信じる気持ち
が、痛みに耐えられ、
朝まで耐えしのぐことができた。

陣痛とのつきあい方も、
この深夜の一人の時間に少しマスターできて、

朝9時からの促進剤再開の後に来た
陣痛にも昨日よりはなんとか
対応することができ、乗り越えられた。

朝の8時のごはんは、
『とにかく一口でも食べないと！
食べるから産めるのよ！
赤ちゃんのためにも！
今日が勝負よ』

と言われ、
こんなに食べたくないのに。。
と思いつつ、
必死の思いで一口一口運ぶ。

あとは、ブドウ糖が筋肉収縮にいいと言われ、
100%のジュースを合間愛まで飲む。

促進剤再開して、
11時頃には、何やら助産師さん、看護師さんがたくさんお部屋に入ってくるので、

『いよいよ産まれるんだな』
という雰囲気を察する。

何度もうんちをしたくなるようないきみが押し寄せ、いよいよいきみの体制へ。

数回、必死にいきみ、
いつの間にかするんと出てきた！

すぐにお腹の上に置いてくれた時は、
恥じらいもなく声をあげて
泣いた。
言葉にならない感動でした。
横で、ずっと腰やおしりをさすり水分を運び続けてくれた夫も泣いていて感無量。

その後はえいんを塗ってもらうが、
麻酔してるからか痛みはなく。

酸素マスクや血糖調べなどの医療処置をした後、母子早期接触をに時間ほどした。

おっぱいはのまないものの、
探してなめていた。

とってもとってもかわいくて、
思い出す度に毎日泣いてます笑。

取り急ぎこんな感じかな！