人は五感で感じる

それを意図的に作り出すのがブランディング。

視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚

これらを感覚で感じていることでしょう。

視覚は、見た目ですね。
見た目でどのような印象を受けるか?ですね。
四角いもの丸いもの、黒と白のコントラスト、ピンクと白の組み合わせ、赤い食べ物、肉汁溢れるシズル感、人は視覚からその印象を得ている。

聴覚は、聞こえかたですね。
音楽一つとっても、クラシックが流れているお店と、ユーロビートが流れているお店、ジャズが流れているお店では印象も異なる。
声のトーンやスピードに因っても印象は変わってくる。

嗅覚は、匂いですね。
美味しいか美味しくないかは別にして、出店でイカ焼きやトウモロコシの醤油が焦げた匂いや鰻の蒲焼きのタレが焦げた風味が漂ってくると刺激を受けます。
香水やアロマ等も当然匂いによる印象となります。
ドリアンの臭いを嗅いで、美味しそうと思えない所以等もこの辺りですね。

触覚は、さわり心地ですね。
無機質な物体を触ってみての印象と温かみのある素材とでは、やはりその印象も変わってきます。
洋服の記事や寝具の素材等に拘る理由は、この辺りでしょうね。

最後の味覚は、そのままですね。
好き嫌いのある食材が入っているだけで、食べる前からその料理の印象を持ってしまうのでしょう。
実際に食べてみたら、苦手な食材の味はせず、美味しいかもしれませんが、食べる前から勝手に印象付けてしまいがちですね。

人は本当に何気に感覚で捉えているが、それを意図的にコントロールしている人達がいる。
知らずに乗っかることもまた幸せなのかもしれないし、知ってコントロールしていくこともまた幸せに繋がっていくのかもしれないとも思うのです。

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