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敬和ならではのIT活用

私たちは、敬和学園大学の『少人数である』『地域の関係とボランティア活動』という特徴をもとに、敬和ならではのIT活用について考えた。

ー少人数であることを利用したIT活用ー
 少人数の利点として、①設備が少なくて済む、②授業効率が上がる、という2点があげられる。①設備が少なくて済むので、設備の維持や補充にかかる経費が削減され、その分一人一人の設備が確保される。タブレット端末等を購入して、生徒一人ひとりに授業中に貸し出したり出来るかもしれない。
 そして、授業でITを使うことで、②授業効率が上がる。例えば、①で例に出したタブレットに講義の資料や写真等を送れば、より理解しやすく、教室のどこにいても見やすい。また、ホワイトボードとノートを交互に見て板書するよりも、手元のタブレットを見た方が効率良い。パソコンを持っている人は、パソコンで文字を打ち込めばノートに手書きするよりも更に効率よく纏められ、見返す時にも見つけやすくなるだろう。また、先生とは違い学生は黒板に字を書くことに慣れておらず、特に低身長の人にとっては高いところに書きにくい。人によって字の大きさやバランスが変わってくる。そんな時にタブレットがあれば、字が見やすくなっていいのではないかと考える。また、授業によっては意見交換を行う場合もあるだろう。タブレットがあればその場にいなくても意見交換を行うこともできる。
 また、新発田市は冬に雪が多く降る地域である。その為、一部電車やバスに遅れが生じ、受講出来なくなる生徒もいるだろう。そのような生徒のために、授業の録画を敬和のホームページ等から見られるようにすれば公平である。敬和の生徒以外、例えば受験生が授業の様子を見ることが出来れば、志望大学を決める時の参考にもなる。
 このように、少人数であることで一人一人の設備が充実し、また設備が充実することで授業効率が上がる。


ー地域の関わりとボランティア活動の情報を発信ー
 敬和学園大学の特色としてボランティア活動に積極的に取り組んでいる点と地域との関係が密接である点がある。それぞれの点について見ていく。
 まずボランティア活動についてだが、大学のボランティアとして被災地や学内のイベントでの活動、またサークルとして動物の保護活動や学外のイベントに参加するなどボランティア活動と一口に言ってもその活動内容は幅広い。それらの活動は、TwitterなどSNSを通して情報を発信している。
 次に地域との関わりについてだが、アクティブラーニングの一環としてカフェの経営や地域活性化のため映像を作成するなど様々な活動が行われている。また、地域のイベントに参加する際に料理店で食事を提供するなど地域の方々と協力し合って活動している。

まとめ
上記のことから、『少人数である』ことで設備の経費が削減され一人ひとりに設備が行き渡り授業の効率向上が期待される。また、『地域の関係とボランティア活動』において地域のイベントなどにボランティアとして参加するなど様々な活動をSNSを通して情報を発信することで敬和学園大学の活動を宣伝する効果がある。これらのことが敬和ならではのIT活用であると考える。

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