『AKIRA』35年の時を経て再び！音楽監督山城祥二によるリマスター版上映と展示会が開催

1988年7月16日、劇場版アニメ『AKIRA』が誕生した日となります。
ジョーダン・ピール(Jordan Peele)監督のノープ『NOPE 』におけるオマージュシーンなどからも影響力がうかがえます。

【4Kリマスター版上映】

2020年には音楽監督の山城祥二氏の指導の下、4Kリマスター版と5.1chサウンドリミックスが実施され、今日TOHOシネマズ日比谷で4pmに公開初日上映が行われます。
すでにチケットは完売してるそうです。

また、大友克洋監督自身が計画・構成した『AKIRA』のセル画やレイアウトを展示する『大友克洋全集：AKIRAセル画展』が、東京・池袋のMixalive TOKYOで8月10日から31日まで開催されます。

【山城組ケチャクフェスティバル】

8月2日から6日にかけて、4年ぶりの『エンターテイメント山城組ケチャフェスティバル』が、新宿三井ビルの55 HIROBAで開催されます。『AKIRA』で披露された生のケチャとガムランを体験する絶好の機会となります。
入場は無料。

一方、Eiga.comが運営するアニメ情報サイト『アニメHack』では、『AKIRA』の音響監督であり、Magic Capsule代表で4Kリマスター版制作にも関与した赤田晴夫氏による連載が現在行われています。

彼が『AKIRA』の音楽と録音について語ったコラムから一部を抜粋しました。

『AKIRA』に描かれた"未来"は2019年で、現実に東京オリンピックが開催されるとは思わなかったようです。
大友克洋氏が描いた作品内の他のものが同調していることから、彼の素晴らしさを改めて感じているとのこと。

『AKIRA』でのカネダ役の岩田光央氏とテツオ役の佐々木望氏は、大友克洋氏が要望した非伝統的な声優を探す広範なオーディションの結果、選ばれました。
また、現在の建物に移転してからMagic Capsuleの入口には『AKIRA』のポスターが掲げられています。
この作品に対する感じる思いは人々がそのポスターを見て『あれは'AKIRA'だね』と言うことから物語が広がるとのこと。

【M art club】
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