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速球主義の球界は肘の故障を招く!!大谷翔平の肘の状態と今後の契約について野球殿堂入りのスモルツ氏が見解を述べる!

エンゼルスの大谷翔平選手は、右肘の靭帯に損傷があることがわかりました。このニュースに対して、ブレーブスなどで活躍し、野球殿堂にも選ばれたジョン・スモルツ氏が自身のポッドキャストでコメントしました。スモルツ氏は、自分もトミー・ジョン手術を受けた経験がある名投手です。彼は、大谷選手の二刀流の可能性や、今オフにフリーエージェント(FA)となることを考えた契約交渉の方法について語りました。

大谷選手は投げることを諦めない

スモルツ氏は、FOXスポーツのアナリストであるベン・バーランダー氏の番組に出演しました。バーランダー氏から「大谷選手は再び投げると思いますか」と聞かれたとき、スモルツ氏は「彼はマウンドに戻るために全力を尽くすでしょう」と答えました。彼は、大谷選手が二刀流を目指すことを支持する立場です。

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2つの契約案を提示するべき

スモルツ氏は、今オフにFAとなる大谷選手の新契約についても言及しました。「私なら、彼に2つの契約案を出します。一つは野手専用の契約で、もう一つは投手として復帰する場合のインセンティブ付きの契約です」と述べました。彼は、球団側は大谷選手が投手として復帰するか、野手だけに専念するかという2つのシナリオを想定して交渉するべきだと考えています。

「彼は肘を修復する治療を受けると思います。修復しないで投げ続けるとは思えません。それならば来年も投げられません。それでも打撃はできますから、それは素晴らしいことです」と、スモルツ氏は言いました。来季は打者だけでプレーする可能性もあるということです。

速球主義の球界は肘の故障を招く

スモルツ氏は、大谷選手が肘を痛めたことに驚いていません。彼は「大谷選手は信じられないほどの球種を持っています。94マイル(約151.3キロ)のスプリットやスライダー、99マイル(約159.3キロ)の速球です。そんな投球で体が持つわけがありません。しかも毎日プレーしていますからね。彼は怪物です」と絶賛しました。しかし、「最近の投手たちはトミー・ジョン手術が増えていることに気づいていないようです」とも指摘しました。

もし大谷選手がトミー・ジョン手術を受けるならば、2018年に続いて2回目になります。これに対してスモルツ氏は「今は2回もトミー・ジョン手術をした選手がたくさんいます。それはおかしいことです。野球界にとって良くないことです。でも誰も気にしません。誰も反省しません。誰も変えようとしません。医者はチームや選手に注意を促していますが……。すぐには変わらないでしょう」と憂慮しました。

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さらに「トミー・ジョン手術は何回も受けるべきではありません。今のトレーニングや投球のやり方はトミー・ジョン手術を増やす原因になっています。私は10年前から言っていますし、予測してきました。目立つためには速い球を投げなければならないと思っている人が多いです。キャリアを短くするようなトレーニングをしています」と、球速至上主義の球界は肘の故障と切り離せないと主張しました。

#大谷翔平 #スモルツ #トミー・ジョン手術 #二刀流 #エンゼルス

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