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Meta Quest3に未来を感じた話

Quest 3の128GBを購入してみた感想と未来の話です。複合現実(MR)と仮想現実(VR)を使い分けられるVRゴーグル、スペックの割に80,000円程度で購入可能とリーズナブルです。
80,000って高いじゃんと思うかもしれませんがある条件を満たせば安いと思う理由も書いていきます。

結論から先に

VRやMRでゲームをしたい人以外にもおすすめな一品です。未来の働き方を想像してワクワクできるツールであり、実際に私はバーチャルデスクトップで自分のMacbook Airを繋いで仕事でも使えています。
近未来ではこうした複合現実のバーチャルデスクトップがあれば、ディスプレイをオフィスや自宅に置かなくても良くなるんじゃないかと言う可能性を強く感じています。

良いところ

ディスプレイ要らず

バーチャルデスクトップのソフトウェアを入れてMacbook Airで仕事をしてみました。
無料版ではデスクトップ3つまで表示することができ、まるで30インチモニター三台並べて仕事をしているかのように使えます。
有料にして月額を払うと5つまで表示することができ、複数ディスプレイが欲しくなる職種の人にとっては素晴らしい環境です。

そして何よりディスプレイを置かなくて良いので物理的スペースが不要!
IT関連の職種にディスプレイ2台3台と支給して広いデスクを置く販管費やディスプレイの金額を考えると、MRゴーグル1人一台支給した方が安上がりで効率的と言う時代が来そうです。

画質や視認性

画質や視認性は完璧というには程遠いのですがアートやデザイン関連の仕事でなければ必要十分以上です。

ブラウザで調べ物をしたり要件定義書を見ながらVS Codeでプログラムを書いたり、プルリクレビューしたり、SSHのコンソールで作業したり普通にこなせます。エンジニア系や事務系、マーケティング系の職種なら十分に仕事になると思います。

画面との距離を調整できるので大きく見たい時はアップにできますし、5画面全てを俯瞰して見る距離にしたり、特定の画面を目の前に持ってきたり、動きに体が慣れればリアルのディスプレイより使い勝手が良くなりそうと思えます。

一方で色彩はやや微妙。ゴーグルの装着状態によっても変わってしまいます。
色にこだわる必要がある仕事において現時点では使いづらいと言わざるを得ないと思われます。

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