プロ雀士になって…

皆さんどうも初めまして。

麻雀の魅力に取り憑かれ、麻雀を愛しちゃってる男。

赤髪の長髪で見た目も楽しい、話すともっと楽しい、麻雀打つと一生の思い出になる男。

日本プロ麻雀連盟36期生の森田未来です。

今年の麻雀最強戦を視聴している中で猛烈に心が揺さぶられた自分に気付き、こうして筆を取った次第です。

2020年の11月、つい先月「プロ雀士」となったばかりの私は、昨年まで長らく音楽活動をしていました。

ヴィジュアル系のバンドを組んでいた私は、何度かツアーで全国を回らせていただいたり、代表曲はYouTubeで100万回再生、マイナビBLITZ赤坂での単独公演など、多くのファンの方々に支えられた活動をする事が出来ていました。

様々な事情から音楽業界での本格的な活動から離れる決断をした私は、こんな事を考えました。

「・・・麻雀のプロになりたい!!!」

長年雀荘勤務をしており、休みの日も色んな雀荘へ遊びに行ったりセットをするくらい麻雀が好きで、時間的な余裕も出来たので元々興味のあった麻雀のプロという業界に足を踏み入れたくなったのです。

主要団体が複数ある中でどこを受験しようかと悩んだ私は、まず好きなプロ雀士の方々を思い浮かべました。

小島武夫プロ、佐々木寿人プロ、多井隆晴プロ、土田浩翔プロ、荒正義プロ・・・

現在所属している団体こそ違えど、私の好きなプロの多くに所縁のある「日本プロ麻雀連盟」に視点を合わせました。

無事に合格してリーグ戦への参戦が始まると、普段遊び慣れたルールと連盟公式ルールの違いに、本当に多くの戸惑いを覚えました。

「え、他家の立直怖っ!!」

「失点を取り戻すのムズっっ!!」

「ドラは恋人っっっ!!!」

ある程度のセオリーを勉強し、打ち方の想定をして臨んだにも関わらず、自分の認識の甘さに打ちのめされた私は、出来る限りの時間を使って公式ルールに適応しようと現在もがいています。もがいちゃっているんです。

でもそれが最高に楽しいんです…///

上位リーグの先輩方の対局を何度も停止しては巻き戻して研究をしたり、公式ルールで遊戯できる近所の雀荘を探して出向いてみたり…

決して焦らずに少しずつ自分の麻雀を修正していく毎日は、本当に楽しくて充実しています。こんなに大好きな麻雀に没頭出来ている環境が最高に幸せです。父さん母さん産んでくれてありがとう。

そして、麻雀の「プロフェッショナル」と言う肩書を背負った私には、応援して下さるファンの方々の期待に応え、楽しませて感動させ、麻雀業界の更なる発展に寄与していく使命があると思っています。

冒頭で少し述べた今年の「麻雀最強戦」

私はこれを観て非常に興奮したし、多くの感動を受け取る事が出来ました。

特に震えたのはファイナルの1stステージ、C卓の東4局。

「三浦プロ国士無双一向聴だけど6索2枚引いて、対子の中が生牌だから切らずに未練断ち切る3枚枯れの南切りーーー!!!鈴木さんが6索鳴けないのもだけど、多井プロが中鳴けないの結構キツいーー!!!!!」

「多井プロ自分で2枚切ってる三萬の受けを残して一萬切り!!?からの三萬引き戻し!!!!そしてハイテイでドラの5索引くも鈴木さんの混一仕掛けに対して3索プッシュして聴牌維持ーー!!!!!!」

(私の想像では、形式聴牌に照準を合わせて打つ上で、国士や混一気配の人がいる以上一萬や中よりもフリテンの三萬の方が鳴き易いから残したのかなー、と。あと一萬を早めに切りたかったとか。違ったり他の場で既に解説していたらごめんなさい)

私自身も早く一人前のプロとなって、1人でも多くの人を勇気付け、興奮させ、楽しませられる様になりたいと、強くそう思いました。

(現状の私がもしあの場にいたら、緊張のあまり数々の醜態を晒してしまう可能性が…)

私が言いたいのは、麻雀という競技は非常にドラマティックで感動的でエキサイティングで、実際にプレイする事で人と人とを繋ぐコミュニケーションツールとなり、娯楽として日々の生活に潤いをもたらすモノだと言う事。

この事を今よりももっと多くの人達に認知してもらえる様、精進していきたいですね。

だから、みんな麻雀をやろう!

興味はあるけど、ルールが難しくて挫折したって話もよく聞きますが、本当にもったいない!!

私で良ければいくらでも教えます!!

役満を聴牌してぷるぷる手震えましょ!!!

ぷるぷる手震えたいーーー!!!!


・・・ちょっと興奮してきたんで雀荘行ってきますね₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾


長文駄文でしたがお付き合いありがとうございました。ド新人の可愛い新米プロですが、今後とも宜しくお願い致します。

ええ、可愛い新米プロですが?


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