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メダルゲームをするくらいの感覚で仮想通貨投資を始めてみてはどうか

つい最近、友人と地方に遊びに行った時のことである。帰りのバスまで時間があったので、私たちはバス停近くの古びたゲームセンターに入ることにした。中に入ると、騒音とも言えないどこか心地の良いうるささが襲ってくる。UFOキャッチャー、なかなか取れなくて透明な壁を叩いたな。格闘ゲーム、よくわからなくて4つあるボタンを適当に押したら意外と勝てたな。プリクラ、高校の時に恥ずかしげもなく男だけで撮ったな。ゲーム機を見る度に自ずと昔が思い出されたが、1つだけ昔とは違う見え方をするものがあった。それがメダルゲームである。

メダルゲームと言えば、お金すなわち法定通貨をメダルに替えて、その“通貨”を使って様々なゲーム機で遊ぶことができるというものだ。(仮想通貨の購入?)ゲームに勝つことができれば報酬として“通貨”は増え、逆に負ければ“通貨”は減る。(投資的要素?)それぞれのゲーム機はプログラムによって規定されており、第三者による介入を受けない。(Dapps?)なぜ、大人を含めた遊び手はメダルゲームに夢中になるのか。それはゲームから持続的な楽しさが得られるからである。(インセンティブ?)カードを使ってメダルをストレージすることもできる。(ハードウォレット?)遊び手同士がゲームを通して相互作用するという性質は弱いが、ここには一つのトークンを介した特殊な世界が出来上がっている。

もう少し「投資」に焦点を当てた見方をしよう。メダルゲームは、賭博行為が禁止されている日本で、賭博を疑似体験できるものを作ろうということから始まった。確かに、どんなにゲームでメダルを増やしても、一度替えたメダルを法定通貨に戻すことはできない。メダルゲームで儲けることはできないのである。しかし、先述したようにメダルゲームには投資的要素があり、私たちは幼い頃にそれを経験している。だとするならば、なぜ仮想通貨への投資を躊躇うことがあろうか。仮想通貨は100円からでも投資が可能である。絶対に儲けられないメダルゲームの100円と、もしかしたら数倍数十倍になるかもしれない仮想通貨の100円、どちらにお金を投じるべきか言うまでもない。

そんなことを考えながら、大の大人が色々なゲームをしながら子どもみたいにはしゃいでいたわけだが、やはり年齢関係なしにゲームセンターは面白かった。金銭的に損はしたが、自分の中に少年の心がまだ残っている、そう思えただけでもこの時間潰しに投じた500円には価値があった。あの頃に戻ってメダルゲームをやろう。そんな気持ちで仮想通貨投資を始めてみてはどうだろうか。今では仮想通貨を使ったゲームも増えてきている。ゲームセンターにある “ゲーム機”で損をしたというのであれば、精神的に落ち込むこともなく「投資」というゲームを楽しむことができると私は思う。

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