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情報消費文化を今一度醸成すべきである
最近のメディアを見ていると、一つ一つの情報がきちんと消費されないままゴミの山として後処理されているかのような感覚を覚える。インターネットの普及により情報量が人の処理能力を上回るようになったという見方もできるが、その原因はおそらく別にある。
それは人の情報の趣向がSNSの発展と共に変化してきたということだ。人は活きる情報以上に共感を呼ぶ情報を求めるようになった。つまり、個人ではなく集団を意識した情報を求めるようになったのだ。SNSは本来個人が自由に表現する場であるはずなのに、個々が無意識に集団に立脚してしまっているというのはあまりに滑稽である。私たちは中身のないスキャンダラスな情報よりも生活に活きた情報をもっと議論すべきではないのか。
仮想通貨で言えば、投資で儲けた損したの話ばかりが好まれ、その他の情報はほとんどの人が目もくれない。
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