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どんぐり初物



仕事が休みなので
今日も車で1時間の公園へ。

ついた途端に小走りでトチの木の下を見ると3個だけ落ちていました。

ひとつは割れ始めています
うちに帰って
我慢できず割ってしまった
左は今年見つけた最大サイズ
なんてかわいい坊やでしょう

殻から出たばかりは焦茶で黒っぽいのですが、1日2日と経つうちに乾くと茶色になってきます。
なんとか焦げ茶のままでいて欲しいので、
なんとかならないか試している所です。

トチの実は、山間部に住んでいたご先祖様たちの貴重な食糧であったと出てきます。
アクが強くて、灰を使って何度も茹でて水にさらしてひと月以上、なんてあります。
すぐには食べられないし、食べるのは日本だけとのこと。

こんなにトチの実に血が騒いでいるのは、
縄文時代かもっと前かのご先祖様が、
食料を見つけて嬉しかった遠い記憶が
わたしの中で蘇っているのかもしれない。
浪漫だ❗️脈々と受け継がれる縄文の血❗️

娘に「取り憑かれてるみたいで怖いから、
お祓いしてもらえば?」と言われるほど
拾った実を両手で握って喜んでいます。

薄ピンクのサルスベリ

炎天下はふらふらしますが、木陰に入るとそれは気持ち良い風が吹き渡っています

ここで本読みたいなぁ
丸い木漏れ日

あ、マテバシイ!
今年初めてです。

鈴懸の木(プラタナス)の実もコロコロ
ぶらぶらかわいい。

モミジバスズカゲノキ
ヤマボウシの実

どうやら学校が始まっているようで、
平日のお昼は誰もいません。
パンツ一丁でベンチに仰向けになり、
肌を焼いている人だけでした。
空は雲ひとつなく、
遠く西の方に入道雲が湧き始めています。
ツクツクポウシが
オーシーツクツクオーシーツクツクジーーと鳴く音だけ。
足元の丸い木漏れ日がゆらゆら揺れて
時間が止まっているかのようでした。

トチの実が落ちるのを待っていたい。
しかし、今年は不作のようで数は少なく、
ちっとも落ちてこないので、
1時間ほどで帰りました。

スズカケノキとモミジパフウの実

鈴懸の木はこの実が、山伏の「鈴梵天」に
似ているからついた名前だそうです。
どんな種が出てくるのかと思ったら、
割ると、細長いコスモスや
たんぽぽの種のような種がぎっしりで、
期待している黒いコロコロは出てこないようです。

拾ったどんぐりは即茹でて虫封じ✨。

食べられないもんばっかでも、
君たちよ。
ただそこにいてくれるだけで
僕は幸せだ😀ということで、
誰かわたしにも言ってちょうだい。

            終わります🌰



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