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薫風🌿23℃の散歩


5月3日(水)
大和市泉の森公園に行きました。
ムクロジを見つける前の散歩日記です。

郷土民家園

藁葺き屋根の敷居を跨ぐと、
黒光りする床板に映る外の新緑。
一歩入った途端、囲炉裏で燻された
柱や天井からの懐かしい匂い。
吹き抜ける気持ちのいい風。

ここで竹で編んだ枕で、
大の字になって昼寝がしたい。
あ、タオルケットお腹にかけてください。

という欲求に負けそうになりながら
外に出ると、キイチゴがたくさん実って
いました。

梶苺(キイチゴ)

ひとつ口に入れていると、どこからともなく甘い香り…。

カラタネオガダマ

「唐種招霊」という字です。
霊を招くなんて怖いと思いきや、
その辺の霊ではなく、神様の霊だという事で安心しました。
「バナナツリー」とも言うらしく、
そういえばバナナの香りかもしれない。
モクレン科だそうで、クチナシのような
初夏の白い花のような甘い香りです。

フタリシズカ
4人も5人もフタリシズカ

この春はヒトリシズカもそういえばありました。静御前が舞う姿に見立てたそうです。ステキな名前。

ヒトリシズカ

と、ここで、
いつも下を向いて歩いている私は
三角の石を見つけ、瞬時に妄想の世界へ。

これでマンモスは無理か

コレは矢尻ではないのか⁉️

と、すぐ尖った石を見ると拾ってしまいます。遥か彼方、時はBC3000年。
これでイノシシやもしかしてマンモスとか
ナウマンゾウを追いかけたかもしれないと。

あークラクラする。するとそばには
「縄文の住居跡があった」という看板。
ほーらやっぱりそうかも。
などと考えるのもまた楽しい😊。

林の小道で、リハビリのためかゆっくりと歩く練習をしているおじいさんとすれ違いました。狭い道だったので、こんにちはと言ってみました。すると、とてもゆったりとした穏やかな声で「こんにちは」と返してくれました。

なんてきれいな挨拶なんだろう。
涙が出そうなくらい穏やかで暖かく
たった一言が、こんなに豊かなのかと
もしかして神様?と思う程でした。
私ももっと丁寧に挨拶できるようになりたい。

広場の方に行ってみよう
アヤメかカキツバタ
林から出ると紫と黄色が清々しい

さて、このあとは例のムクロジを初めて見つけ大興奮し、帰りにはすっかりおとなしくなりました。

ウグイスカズラ

薫風吹き渡る良い季節です。
こういう時期は、一年でほんのわずか。
少しでもお天気ならば歩きに行こう!

今日も楽しい7853歩の散歩でした🚶‍♀️。



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