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It's gonna be all right

club circuit 2018のハナシ。

今回、我ながらとってもいい感じで自分の行く場所の日程を組めて。
生まれ育った街からスタートして、初めての土地を挟んだら長く暮らした土地、また初めての土地へ行ったら、最後に今生活している場所へ。

寄り道しながら自分の今までを辿るような、なんて言ったら大げさだけれども、そんな旅路。

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2018.11.03@富山club MAIRO

初日のMAIROは、何を隠そう生まれて初めて行ったライヴハウスなんです。
ツアーの日程が発表になったとき、まず目に飛び込んできて、1番嬉しかったな。
実は富山で観るのは初めてでした。  

11月にしてはあたたかい日、朝から「Dry November」を口ずさむ。

「何をやってくれる?」の楽しみが20数回続く、クラサー初日ならではの緊張感。
田中が「想いがあちこち旅をするセットリスト、心ここに在らずで楽しんで」というようなことを言っていたのが印象的だったな。

いつかのLIVEで「BABEL」がめちゃくちゃにかっこよくて忘れられなくて、久々に聴けて嬉しかった!
あのリフを弾きながら歌っちゃう器用さに、釘付けになってしまうんだよなぁ。

あと、わたしはジャカジャカと搔き鳴らしながら歌う姿がとてもすきなので、「シスター」や「FORGEMASTER」も目が離せないラインナップでした。
そして何度聴いても励まされる「Arma」は引き続き入れてくれててよかった〜と安心。

本編が「うわばみ」で終わるの、まさにGRAPEVIENだった。にやっとしてしまった。

この先どう育っていくのか、どこがどう変わるのか、期待と想像が膨らむ旅の始まりでした。

これに尽きる。またMAIRO来てください。

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2018.11.09@仙台darwin

初めて降り立つ仙台。
新幹線を間違えて死ぬ思いをしたエピソードは、またの機会に…(笑)。
(間に合いました。)

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葡萄ブラウス、やっとバインのLIVEに着ていけた…!

「マダカレークッテナイデショー」のアウトロのベースは毎回かっこよかったなぁ〜。

あと、去年は神戸でしか聴けなくてさみしく思っていた「ナポリを見て死ね」、また出会えて本当に嬉しかった。

去年もその広がる歌い方に感動したものだけど、今年はよりいっそう素晴らしくて…!
田中もナポリのときは一段と気持ちよさそうに演奏していた気がする。
赤テレがよく似合っていました。

1人で行った初めての土地に想うのは、わたしはGRAPEVINEのおかげで、いくつもの知らない土地をぐんぐん歩いている。
旅行にあまり興味のないわたしが、知らない土地へ出向いて、LIVEに行って。すごいことね、としみじみ。
来年は荒吐行きたいなぁ。
(1人フェスも、バイン観たさに為せるようになった技。)

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2018.11.20@梅田club QUATTRO

この日はもう、とんでもなく楽しくて、わたしの中ではNo.1!
何だろうなぁ…明確な答えはないけれど、この日までに何公演か観てきた後輩も同じことを言っていたな。

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このツアーで「1977」をやっていたので、この日は1977の2年後Tシャツで。
 
だいすきなナポリはますますパワーアップ、ぐんと伸びる声が気持ちよくて、永遠にして欲しいナポリだった…。

「アンチ・ハレルヤ」ね。
わたしは今回のツアーでは大阪で初めて出会って、イントロを聴いてこの姿を目にしたら、思わず歓声(大きめ)を上げてしまったのでした。

大阪では知った顔にたくさん会えるので嬉しい!
わたしの街と言ってもいいでしょう、これは。
次のツアーも大阪は必ず来よう。

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2018.11.23@LIVE ROXY SHIZUOKA

旅も終わり。

向かい合う2人を見たらガッツポーズ、この日もアンチハレルヤはめちゃくちゃ楽しかった〜!
わたしも負けじと跳ねました。

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買い逃していたfoodie、終演後にすぐ着た。かわいい。

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2018.11.27@新木場STUDIO COAST

憧れのあの看板を目の前にしたら、それだけで胸いっぱいな最終日。
2,400人のパワーって本当にすごくて、大きなハコに鳴り響く拍手や歓声は圧巻だった。
フロアですらこんな風に感じるのだから、それにプラスして視線を受け止めるステージはさぞかし強烈なものなんだろうな。

歌の合間に一瞬素の表情になって見渡すこの姿を捉えてしまって、ぐっときちゃったのよ…。

正直なところ、今回のツアーは個人的にはめちゃくちゃ思い入れの強い曲とかはなくて、最初は「この後、あの曲とかあの曲とかも、入れてくれないかなぁ」みたいなことを思ったりもしたのだけど、だんだんと自分の中にこの物語がじわりと浸透してきて、最終的には心地よさを覚えた旅だったな。

最終日はアンコールに入れてきたナポリ、この日も伸びやかでうっとりしていたら、演奏が終わった後に「外の看板見てから死んでくださいね、何かあるらしいんでね。」と。
終演後に外に出たら、アルバムと先行配信の映像が大きく映し出され、さらにはCOASTの看板もアルバムタイトルとリリース日に。

粋だな〜!リリースまでは死ねませんな。

「わ!アルバム!?待ってたー!!新しいアー写!かっこいい!!え?先行配信?今日から!??」と流れる映像に理解と感情は追いつかず、動揺にも似た感動でめちゃくちゃビールをこぼしながら写真を撮り、来ていなかったなかよしの子達へ送りつけたりして。

今回もあちこち一緒に旅をした彼女、最後も笑わせてくれてアリガット。

そして今は、旅の余韻もそこそこに、ひたすら「Alright」を聴いています。
わたしも「大丈夫」って誰かに言って欲しい大人の1人だ。

MV本当すき。

光があれば必ず影があって、すべての影を飛ばす程に眩しい非現実的な光の中にはいられない。

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“it’s gonna be all right”を合言葉に視線は2月へ、さらにその先の旅へ。

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