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愛の歌はどのくらい
今回もやりますよ、わたし的ツアーの総括。
tour2019のハナシです。
わりと広範囲にあちこち10ヶ所、気ままな旅をした3ヶ月。
1度遠征した場所は次から行くのが当たり前みたいな感覚になっているので、今後わたしはどうなってしまうのだろうね…。
(ちなみに次の全国ツアーは旅行もかねて広島に行きたいと思っています。)
2019.04.12@LIQUIDROOM
本当にドキドキするよね、初日。
個人的に東京で好きなハコなので、初日をここで観られるのは嬉しかった!
Good Bye my worldからジュブナイルの流れがずるかった。春だった。
あんないかついギター使ってたっけ?と思ったけど、帰宅後に会報見返して、SGか!と。
この日のNo.1は、やっぱりリトル・ガール・トリートメントだなぁ。
ちっちゃい女的にはずっと聴いてみたかった曲の1つだったから、アニキがイントロ弾き始めた瞬間に鳥肌。すっっっごい声出てて圧倒されました。
アルバムの曲達の表現も興味深くて、とにかく視線と耳が忙しくて。
中盤ぐっとディープな世界になった中での開花が美しかった。
最後のお台場でEraを合唱する宿題を出し、「ツアーいってきます!」と笑顔で言う田中に、期待を込めて思いっきり手を振ったのでした。
どうぞいい旅を。
2019.04.20@Harbor Studio
久しぶりの俺の街神戸〜!は初めてのHarbor Studio。(SLOPEなくなっちゃったもんね…。)
ステージはほとんど見えなかったので、LIQUIDROOMの残像で補いつつ、時に目を閉じて聴いてみたり。
神戸で聴くポートレートとThis townは特別にいいな。
smalltown,superheroの夕暮れ色のライトが目に焼き付いて、まさに“色だけが強烈でさ”という気分だった。
LIQUIDと入れ替わった曲もよすぎた…いくらでもおかわりできる替え玉を放つバンド、GRAPEVINE
— Miki (@m_kaniini) April 20, 2019
いつも思うけど、同じツアーで複数公演行っても、必ずどこか違う曲になってるのがすごすぎる。
あと、「SGの見た目はあまり好きじゃないけど、田中が持ったら結局なんでもかっこいいから好き」という話にめちゃくちゃ同意した。ね。
(わたしはフライングVを持つ長岡亮介にも同じ原理を適用しています。)
2019.04.21@窓枠
最初は行くつもりなくてFC先行でも取っていなかったのだけど、急に思い立って追加した浜松。
少しずつひりひりした緊張感が抜けて楽しみ始めた雰囲気が見えた気がして、勝手に嬉しく思ってみたり。物語もどんどん深くなる。
Eraはついに「今日辺り歌ってみる?」と言われ、腹から声を出して歌ったのでした。
浜松へ向かう道中、後輩と「サムスペでルチアが聴けなかったの悔しい」「そろそろ出てきそうですけどね?」と会話していたら、本当にアンコールでルチアが出てきて道端の預言者だったね…!
2019.05.18@YEBISU YA PRO
前回から1ヶ月開いてしまって、この期間がつらかった…。
田中の左手がよく見える位置で、その正確さに見惚れてしまう。プロだから当たり前なんだけども。Gokとかすごいよかっこいいよ。
回を重ねるごとにどんどん広がって自由になっていく演奏に、わたしもいろんな表情をしているんだな、きっと。
開場前の積極的な飲酒により、よりいっそう“気楽なスタイルで”観れた気がした日でした。
2019.05.25@EIGHT HALL
今回富山がないのは残念だったけど、それでも生まれ育った土地の近くはちょっと特別な気持ち。
ここでThis townが聴けたのは嬉しかったな。
今ツアーでは初めてFLYを聴いて、なんだかとても楽しくて、涙が出てしまった。
楽しくて泣けちゃうなんて、人間は不思議である。
終演後、引き換えたビールをちびちび飲みながら「そこから出てくるらしいよ」なんて話していたら、本当にアニキが!
さっきと同じシャツのまま、手荷物一切なしで片手に缶ビールのみ、まさに今ステージからそのまま降りてきました、というような具合で。
「わぁ!」と発したきり固まっていたら、アニキから手を差し出してくれて「またよろしくお願いします」と言われながら握手を交わし、「じゃ、帰ります」と夜の街に消えていかれました。
アニキがどこまでも優しくてアニキらしいことに感動したよ、わたし。
その後田中とも会えて、写真サイン握手の3点セットをしてもらったのでした。人生最高の日!緊張してあんまりしゃべれなかったけど!(そう思うと、遡ること3年前のリハで用意してきた言葉とはいえ伝えきった自分はすごかった、よくやった。)
死ぬときは絶対に今夜のことを思い出そう
— Miki (@m_kaniini) May 25, 2019
2019.05.26@CLUB JUNK BOX
いよいよ折り返し。長野初めて行きました。
いつも後半でがらっと変えてくるから少しの予想はあったけど、ステージに用意されているのは赤テレで、どんなセトリかと初日のようなドキドキ。
最初から5人で登場してAlright始まりからFLY、Let me inが続くアクセル全開型!こぼれるは本編1番最後に。(でもこのパターンはあまりしっくりこなかったのか、結局長野だけ?でまたこぼれる始まりに戻ったね。)
久々のBig tree songでクラップして楽しかったな。
口の悪い君待ちも、まぁなんだかんだ好きです。
そろそろ弁天を演奏する田中和将の右手が原因で死者が出てもいい頃かと
— Miki (@m_kaniini) May 26, 2019
わたしは毎回死にかけている。死んだらLIVE行けなくて困るから生きてるけど。
2019.06.02@Rensa
東京に引っ越してから行くようになった仙台、前回はdarwinだったから、Rensaは初めて。
行くたび小さな変化があって、旅が続く限り実験も続いていくのだなぁと。
深まる演奏にぐんと引き込まれるし、注目したい部分も増えて、2時間ちょっとの濃度がどんどん濃くなるのよね。
アニキ🍏
— Miki (@m_kaniini) June 2, 2019
アニキがギャルソンだった!終演後に秒でツイートした重要事項である。
わたしはtour2017の大阪で見て以来でした、かわいいからもっと着て欲しいなぁ。
2019.06.15@なんばHatch
オオサッカは久々のHatch。
外音がキラキラでした。前の方はちょっと音がぼやける印象だったけど、全然そんなことなかった。聴きやすかったです。
FLYで掲げてハウらせるギター、そのシルエットが大きな影になって壁に映って、それを確かめるようにさらに高く掲げてて、あぁ大きなハコならではの光景だなぁとぐっときてしまった。
Reasonのぴしゃっと演奏が止まった後の拍手がなかなか鳴り止まなくて、おにぎり握ってましたな。かっこいいもんな〜あのアウトロは。
途中で突然聴いたことのないイントロ、既存の何かのアレンジをまた変えてきたのかと思いながらドキドキしていたら、スカイライン!あんな風にもなるんだなぁ、原曲のさわやかなイメージを覆すような、鉛色の空みたいな…。今季節はジューン。
Hatchはステージ幅が広いからかアニキのGokシステムもフロアを向いて演奏するように設置されていて、SEのGOK(Beach Boysの方)を大きな口を開けて歌っている姿がめちゃくちゃにかわいかった!
前日に発表になったFALL TOUR、大阪はちょうどデビュー22周年の日ですと言われて、一気に期待が高まりました。楽しみ。
どこへも行かない紙飛行機、初めて見た
— Miki (@m_kaniini) June 15, 2019
FALL TOURのフライヤーを紙飛行機にしてフロアに飛ばすも、手を離れた瞬間にぐいっと向きを変えてステージへリターンして笑った。
2019.06.22@HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2
宇都宮まで在来線で行くつもりが、駅に着いたら電車が止まってて、急遽新幹線で…。
着いたらどしゃ降りだし、バスはIC使えないし、ついてないなぁと思いながら会場近辺を歩いていたら、かねやんにばったり!このチャンスを無駄にしてはならぬと思い、咄嗟に「握手してくださいっ!」と言ったら「ういっす!」と快く応えてくれました。ありがとうございます。
「頑張ってください!楽しみにしてます!!」と握手しながらめちゃくちゃ勢いよく伝えてその場を去るも、数分後に再び遭遇してしまい、とても恥ずかしかったのでした…。
それにしてもBig tree songのかねやんは見飽きない。
Reverbは今ツアーでもちょこちょこ聴けてはいたのだけど、この日聴いて改めてかっこいいなぁとため息。
終盤のさみしさと安堵が漂う空気、なんとも言えない。
歌詞カードのEraのあの部分には「※みんなで歌いましょう」ってシンガロングを促す表記があるらしいから帰ったら確認しなきゃ
— Miki (@m_kaniini) June 22, 2019
心の目で見たら見えます。多分。
2019.06.28@Zepp DiverCity
おかえりなさいのオッダイバー。
FLYのイントロが鳴る中、笑顔で「オッダイバー!タッダイマー!」と叫ばれたら、間違いなくフロア全員にこにこだったはず。
最後のミチバシリは“ある”ver.、開花は多分1番の長さで、本当に自由に気持ちよさそうに歌うから、憧れちゃう。
この日もGood Bye my worldの大サビからアウトロに心を掴まれたなぁ。聴くたび好きになっていった。
アンコールが4曲になった以外は他の公演と何ら変わりないような、いい意味でいつも通りだったファイナル、とてもGRAPEVINEらしかったな。
救ってくれなんて言わないけれど、やっぱり大丈夫だよと言って欲しいときはあるし、「きみの味方なら ここで待ってるよ」と両手を広げられたら、ついていくしかないよね。
秋にはどんな物語が展開されるのか、楽しみにしていよう。
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