カッターでセルフほくろ除去をした話

この投稿はあくまで私の体験談であり、安全性を完全に無視したものです。
自身でのほくろ除去を推奨する意図はありません。
また、すでに生傷ではなくなっていますが、傷跡の画像が含まれます。
以上をご了承できる方のみご覧ください。


前置きが長いので、結果だけ知りたいんじゃという方は画像があるまでスクロールしてください。

私はほくろが多いです。
と言うと「私も!」という人が必ず出てきますが、そんな人たちも私の顔を見れば何かを察して苦笑いをしてしまうぐらい、私はほくろが多いです。
昔はとてもコンプレックスに感じていましたが、除去にもお金がかかるし、大人になるにつれて諦めがついてきました。


さて、私は精神疾患があり、自傷行為をやめられないまま30代に突入する予定です。
そんなある日、ふと思いました。

「カッターで自傷するなら、ほくろ取るのも同じことじゃね?」

思い立ったが吉日。
マスク生活をいいことに、とりあえずほっぺたのほくろをひとつ、いつものカッターで削ぎ落としてみました。
おお。腕は疲れるけど、わりとできる。
楽しくなってきて、その後も数日かけて、色んな部位のほくろを削ぎまくりました。
それが1月上旬のことです。

丸2ヶ月経ち、傷はすっかり塞がりました。
そしてまた思いました。
かつての私のように、ほくろがコンプレックスになっている人は多いはず。
思い詰めて、いっそ自分で……と考えている人も、中にはきっといるでしょう。
しかし調べてみると、成功例も失敗例も体験談も、インターネッツにはほとんどありません。

よし。ならば私がやろう。
というわけでして、参考までに結果をまとめました。


千切りとったほくろは合計29個。
全部掲載します。
見やすさをできるだけ揃えるために明るさ調整だけしましたが、フィルターなどは一切無し。ノーメイクでiPhoneカメラです。
何が言いたいか?
肌がトテモトテモ汚いということです。
ほないくで。

ちなみに、元々のほくろ参考画像はこちら。

こういうほくろが全身に散らばっていると思っていただければ。


①跡形もなくなった

この結果が確実に得られるのであれば、今頃はセルフほくろ除去が美容界にすっかり普及し、専用のカッターナイフなんかも開発されていることでしょう。


②シミ〜ニキビ跡

要するに「赤みが残っている」状態なので、ファンデーションやコンシーラーで何とか隠せます。
セルフ勢い任せゼロ円でこれならまあまあだなと個人的には思いますが、結局は何かを塗りたくらないと隠せないわけですからね。
人によっては「やらなきゃよかった」と後悔しそうな結果です(誰もやらねえか)。
これから先、色素沈着が薄くなっていくとしても、数ヶ月〜数年かかると思います。


③見た目が「ケガ」のまま

もう傷は塞がっているので痛くも痒くもないのですが、かさぶたが剥がれた直後のように皮膚が薄く、ピンク色のまま。
全て二の腕。肌が弱い部位だとこうなりやすいのかな?


④余計に目立つようになった

血豆のような感じです。
画像ではどうしても分かりづらいですが、ぷっくりテカテカ、サイズもほくろ時代より成長し、今のところほくろの何倍も不自然です。
脚は衣服や靴が擦れるからか、色もなかなか薄くなりません。


⑤取りきれなかった

当たり前ですが、切ってると血が出てきます。
忙しくティッシュで拭きながらやっても追いつかず、肝心のほくろ部分がよく見えないままの作業になります。
よって死闘をかいくぐる者が、部位に関わらず意外と出てきます。
元サイズよりはずっと目立たなくなりました。


以上です。
昔の私ならいざ知らず、現在の私は本気でほくろに悩んでいるわけではなく、遊びとして行いました。
一種の自暴自棄というか、捨て身だからできたことだと思います。
今さら顔面や身体に傷が増えようが、取ったほくろがこれから復活しようが、そのあたりは正直どうでもいいです。
……ので、やって良かったとも、やらなきゃ良かったとも思っていません。

ただ、諦めがつくまでの私は(特に10代の頃)ほくろにとても悩んでいたので、コンプレックスによって判断力が鈍る感覚は分かるつもりです。
本当に悩んでいる人が自分でバカをやって、「こんなことなら今までのほくろのほうがマシだった」とは思ってほしくない。

悩む誰かの参考になったなら、あるいは奇人を眺めるのが好きな誰かの娯楽になれたなら、やって良かったと思います。
べつに誰もこの投稿を見なかったとしても、私の暇つぶしには使えたので良しとします。

最後にもういっちょ。
おすすめはしてません。単なる体験談です!!

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