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ドット絵を描きたい

ドット絵を通して誰かと繋がっていたい、作品を通して私という存在をその人の中に刻みたい。
そういう気持ちが、ドット絵を描き続けるにあたって私が大事にしていることです。


今ではしなくなりましたが、欲しい人に無差別にドットアイコンをプレゼントするという企画をツイッターのほうでやったりしていました。

データフォルダに残っているドットアイコンの数が、万とは言わないですがそれ近くあるので多分数千近く無償プレゼントしたと思います。

それも今では使ってる人はほとんどいないですが、見かけたときにはやっぱり嬉しいものがあります。


今でも使ってくれてる人は私のことを忘れてはいないでしょう。もし使わなくなった人も、ドットアイコンを見かけたら、私のことがチラつくでしょう。それが嬉しいし楽しいんです。

私は思ったことをすぐ伝えるし、口が悪いので、私を嫌いな人がたくさんいるのを知っています。
その"私を嫌いな人"が、私が描いたドットアイコンをみかける度に私のことがチラつくでしょう。
それも嬉しいし楽しいんです。

それこそが私がドット絵を描く原動力。


そんな私がドット絵をどうやって学んでいるのか、どういう風に考えているのか、そこを見たうえで仲良くしたいっていう人とだけ繋がっていたい。

そう思います。



ドット絵を描くにあたって、ツールは数多く存在します。
PCでもアプリでも無料で使えるツールで、その中から自分のスタイルにあったツールを探すしかないです。

調べてないので有料ツールがあるのかは知りませんが、始めてみたいなと思う人は適当な無料アプリとかで試してみてから、どのツールがいいのかを探した方がいいと思います。

当たり前ですけど、とにかく興味がないと続けられない。
根気はいるし集中力も必要。

続けられるかどうか適当なので試してから、そこから始めたほうがいいと思います。

過去にはツイッターなどのメッセージのやりとりで、ドット絵仲間を増やしたくて各個人ごとに色々と細かくお話をして、私がやっている描き方を共有してチャレンジしてもらいましたが、継続して続けられた人は半数もいなかった。
私が好きで説明してたので"時間を返せ"とは言いませんが、なんかこう悲しいです。


それはさておき、ドット絵という表現の定義としてはこれといって定まっているのか不明な点が多い。

私が認識しているのは下記。

ドット絵とは、主としてコンピュータ上における画像の表現方法・作成方法の一形態であり、表層的には通常の目視でピクセルが判別できる程度に解像度が低いビットマップと捉えることができる。ピクセルアート(pixel art)とも呼ばれる

この文章で注目すべきは"通常の目視でピクセルが判別できる"という一点。

いろんなツールがあるなかで、ドット絵を公開するアプリがあるのですが、そこにドット絵としてアップされている作品の大半が通常の目視でピクセルが判別できないほどの解像度で描写されていて、もはや私としてはドット絵とは呼べない、ただのデジタルアート。
それはもうドット絵じゃない。
ただのデジタルアート。
デジタルの描画ツールで普通に絵でも描いてりゃいいじゃん。

私がそう認識してしまった要因の一つとして、あの有名な配管工のドットの起源らしきものがある。
帽子をかぶっているのは、デザインした際に、ドット絵で髪の毛を表現するのが難しかったから、口ヒゲもドット絵で口を分かりやすく表現するための工夫らしい。もしかするとオーバーオールなのもそういうキャラクターの装飾のために描き加えられたのかもしれないです。

あくまでも個人的認識と感想です。
異論はそれぞれあると思います。いいんですよ。人間なのですからいろんな考え方、捉え方があるんですから。
納得させようとも思わないし、納得させられたくもない。

ここまでが私のドット絵に対する考え方です。

ここから色々と派生させて想いを綴ります。


まずはドット描写について。
依頼を受けたりしている中でよく困ったのが特徴のないもののドット絵化。

銀○という漫画のなかでそれに近いような話題があったのをみましたが、人気作品の主人公キャラって、シルエットだけでどのキャラか判別できる。

それくらいの特徴がなければ、ドット化した小さな僅かなドット数でそのキャラを表現出来ない。
ただ単に私の技量不足かもしれませんが。

たとえば

誰が見てもあのキャラだとわかるようなキャラなら少ないドット数でも表現ができます。
もっと小さくもできます。

"自分の息子を描いて欲しい”
とか
"芸能人の〇〇を描いて欲しい"

この依頼が一番難しかった。
一応描いて納得してもらいましたけど
(作品は載せません(笑))

キャラのアイデンティティというものがハッキリしているアニメとかの作品ならポイント抑えれば容易に描写できますが、リアル人間とかだと、説明文がなければ絶対に判別できない。

この"説明文がなければ"の時点でドット化できていないし作品として成立しない。

いわば、お笑いネタをやっているのを、説明文を入れないと笑えないのと同じように。

ドット絵を描こうと思った時に、まずは何をどうやったらいいのか。それがまったく見当たらなくて、当初から手探りでした。教材とかあるわけもなく、決まったやり方とかが書いてあるわけでもない。

その中で一つ思い浮かんだのが、漫画を上手く描く時に効果的な練習方法として模写をするということ。ならドット絵なら既存のドット絵を模写して学ぼうと。

そうして模写したのがゲーム作品の数々。
元は限られた容量のなかで如何にして表現するかとして生まれたと言っても過言ではないドット絵。

私の好きな作品ロマンシング○ガがアプリゲームをリリースしていたので、当初それをただひたすらに模写していました。
なので私の作品達はそれの影響を多大に受けております。それを踏まえたうえで、その"決まり"のような描き方から逸脱した描き方も模索しています。

サイズは縦32マス・横32マスの32x32。
このサイズ以内で描くのが私にとっては一番ドット絵らしいというか、誰が見てもドット絵であるとわかりやすい表現のサイズ。

それ以上のサイズで描くことももちろんありますが、その場合でも一つのキャラの大きさが128を超えることはまずありません。
それ以上サイズを大きくして描くと、もうドットじゃなくてもいい、いわゆるデジタルアートのような仕上がりになってしまうからです。

そのなかでたくさんの作品が生まれました。


○イケル・ジャクソンとか

○レディー・マーキュリーとか。
○レディは説明しなければわからなかった人も結構いたので、ある意味失敗作です。

作品はほんの一部ですがだいたいこれくらいのサイズのものをただ描いています。

著作権が存在するものはさすがにそれを利用してお金を取ったりしていませんが、こういう二次創作界隈はグレーゾーンだと思いこんで突っ走って集金してる方も大多数いらっしゃいますが真っ黒です。

大元が認めていないのにその著作物を利用してお金を稼ぐ行為。大元からお金請求されてもおかしくないですよ。
たとえば、あなたの写真を勝手に撮られて、それを販売して大儲けしてたら普通に訴えますよね。

また、こういう話題でよく、集金をしていない人が集金をしている人を攻撃して揉めたりするのをみかけますが、お金を集金しているしていないに関わらず、他人の著作物を勝手に使用する行為自体がそもそもアウトなのでどちらも真っ黒なのに、肥溜めの中でお互いにク○まみれになりながらバトルしてるさまを見るのはとても愉快です。
と同時に、こういうバトルを公式が見たら緩かった二次創作界隈があのディ○ニーのようにガッチガチな規制をかけてきたら、集金をせずともまったり描いてる二次創作作品でさえも規制の対象になって自由に描くことができなくなるかもしれないのでやめていただきたいところです。

とまあこんな感じで細細とドット絵を描き続けていきたいと思っています。

どうかどうかお手柔らかに。

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