今、人生で一番自分を大切にしている

でんぱ組のエンディングが発表されて、少しの時間が経った。

そもそも私はしがない雑貨屋の雇われバイト店長だった。
その前は店長でもなかった。
東京でひとり頑張るメンタルも財力もない中都会にしがみついてた頃がある。
なんとか色々乗り越えて店長してたけど、当時ねむちゃんが大好きなのに、20連勤以上して、それなのに給料も安くて、会いに行く時間もお金もなくて、ひたすらYouTubeでPVを観てた記憶が強くある。
あの頃ライブに行けたのは、しょこたんと一緒にやってくれた無料ライブと、抽選で当たったムヒのライブだけだと思う。

急に「満足に推しに会えない仕事なんて辞めてやる」と、プツンと何かが切れた日があって、その夜に転職エージェントに登録して、翌朝遅番出勤の前に面談して、翌日が締め切りの会社にエントリーを決めて、遅番を終えてエントリーシートを夜中に提出した。
数日内に面接をし、あれよあれよと今の前職に勤めることになる。

給料が少し上がって、土日がお休みになった。
首都圏のでんぱのワンマンに行けるようになった。

ほどなくしてねむちゃんの卒業が決まり、のれん酒のイベントなどに思いきって参加して、数回お話も出来た。
でも、満足におたくが出来たかというと、違ってたかもしれない。
ねむちゃん卒業前のフリマ、「ねむちゃんの門出、新しい一歩の本屋さんの看板代に一ミリでも携わりたい」と強く思ったことだけ覚えてる。

その後、ねむちゃん仰せのまま、しばらく箱推しででんぱのワンマンを観ていて、りとくんに出会って今に至る。

私は去年転職して、更に現場に足を運ぶことが増えた。
転職の要因は、「私今の仕事と給料見合ってない」と「もっと現場行かせろ」だったと思う。
当時おたくの友人はひとりもいなかったけど、ローモバのイベントで、顔も知らない友達が出来たり、転職祝いで思いきって行ったファンクラブツアーで楽しい思い出を作れたことがより自分を現場に近づけた。

でんぱのお陰で実質仕事もランクアップしてきた。
これは誇張なしで本当に。

ランクアップ、ステップアップしてきてるからこそ、りとくんには年始頃にマルシェで、「もっと会いに行く一年に」と宣言していて、徐々にね、なんて思ってたんだけどそんなことは言っていられなくなった。
ここ最近は特に、人生で一番時間をかけておたくしてる。
隔週で遠征、みたいなことも増えたけど、それはとても嬉しいこと。

おたくとして土日フルで動くなら、健康に過ごさないといけないし体力も必要。
そのためにしっかり寝たり、仕事もまぁ、クビにならないくらいには成果出さないと、と過ごしてる。

何が言いたかったのかと言うと、今が一番自分を大切に出来てると思うってこと。
今後風邪とかひくかもしれないけど、大事な予定のために元気でいなきゃと思うし、長丁場のライブ楽しみきるために健康体作ろうって思う。

今の私は確実に、でんぱ組や、ねむちゃんやりとくんがいないと存在しない。
推しがいなかったらまだ、どこかでバイト店長してたかもしれない。

今の自分も色々足りてないんだけど、ねむちゃんやりとくんを大好きになれて、会いたい気持ちで人生頑張れた自分は好き。

エンディングまで、よく現場にいると思います。
よろしくお願いします。

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