参議院は必要か 竹中治堅
参議院と聞いてどのような言葉が思い浮かぶだろうか。「良識の府」として「衆院の行き過ぎを抑制し、政策などの均衡を図り、足らざる所を補完すること」(斎藤十朗元参議院議長『朝日新聞』2019年7月12日)を期待されることもある。しかし、こうした機能を果たしているのか疑問視され、「政局の府」「衆議院のカーボンコピー」などと呼ばれることもしばしばである。
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