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オンライン講座のメリットが大きくなってきた?

昨日話題にしたオンライン講座の無料体験ですが、娘は気に入ったようで、契約しようか家族会議になっています。運営している会社は、大学入試改革であまり良くないイメージのついたところなので名前は出しませんが、そうは言っても内容としてはしっかりしているようですし、学習意欲の高まった子どもにとっては、そんな大人の事情はどうでも良いことですしね。

他にも同種のサービスはあると思うのですが、こういうのは第一印象も大切。学習意欲をうまいこと高めてくれたのなら、それだけでも高得点です。そもそも元々意欲の高い子なのに、それをさらに押し上げるとは。(自分の子とは思えないぐらい勉強しています。さりげなく自慢。)

オンライン講座を受講する上で気になったのは、それが全国を対象にしたものでしたので、果たしてレベルについていけるかという点でした。同じ中学生、学習指導要領も全国共通とは言え、都市部と地方では差があるような気がしていて、本当に理解できるのかな、と。

それは杞憂に終わったわけですが、となると、学校外での学習スタイルとして、オンライン講座のメリットがこれからは極大化していくのだろうと感じます。講師とはチャットでやりとり出来ますから、疑問点を聞くこともできるでしょう。あまりチャットの流量が多いと気づかれない可能性もありますが、みんなが疑問に思うことなら、それを見かけた他の受講生からも質問が上がるでしょうし、何よりそれで商売をしているのですからなんとしてもフォローするべく仕組みはどんどん強化されていくでしょう。ある意味では学校の先生よりもその点で貪欲であることを期待できます。

塾への移動の時間もありませんし、塾へ行って友達と遊んでばかりなのでは?という親の心配も無用になります。そこでできる友人ネットワークも大切なものとは思いますが、塾へ送り出す親の気持ちは、とにかく勉強をしてほしいに尽きるでしょう。友人ネットワークは学校だけで十分とも考えられます。いやでも、理解度の高い子と友人になって、自分の子を引き上げてもらいたいという考え方もありますね。オンライン講座だと、そうした関係までは作れそうもありません。

でも、密を避けなくてはならない現状と秤にかければ、オンライン講座のメリットは大きいでしょう。あの塾のあの先生に教わってもらいたい、というのはあるでしょうが、全国展開しているサービスの講師だって、その場にふさわしい力のある人でなければ務まらないはずです。期待して間違いではないでしょう。

ちょっと前までは、オンライン講座と対面の塾があったら、対面の塾の方が良いようになんとなく感じていました。今はそれがひっくり返った感じです。日本は通信環境が整いまくっているのと、画面上の人と対話することに違和感を感じない子どもたちが育ってきたのも大きな作用となっていそうです。

受講に対する姿勢は家庭内で作り上げなくてはならないので、勉強意欲のある子と、若かりし頃の私のように意欲のない子で、大きな差が出てしまいそうなのは懸念されます。ですのでオンラインばかりになってしまうのも、選択肢がなくなってしまってよろしくないでしょう。

本来の私の考えは、学校の授業だけで十分(予習をして、授業を復習として活用する前提で)、というものなのですが、たまたま娘が学校以外でも学びたい気持ちを持ったものですから、今まで知らなかったサービスを知るきっかけにもなっています。

新型コロナによる休校期間中、地元の小中学校ではついに実現しなかったオンライン授業が、民間サービスで経験することができるというのは、チラッと頭をよぎりはしましたがもっと高額だと思い込んでいて、調べることすらしませんでした。

いいきっかけをくれた娘に感謝するとともに、受講契約に向けて前向きに検討したいと思います。

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