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まだまだだなと感じる瞬間

一応タッチタイピングができます。小学生時代にMSXでキーボードに触れて以来、長く自己流で入力してきたものを、成人してから矯正しました。どこになんのキーがあるかは頭に入っていたので、どの指で押すか、という無意識下での反応を上書きするだけで済みました。

というわけで、アルファベットもJISかな入力もタッチタイピングができるんです。当然ローマ字入力だってできます。

ですので普段はキーボードは滅多に見ることなく入力しているのですが、何かの拍子に視覚に頼ることがあるようなのです。自分でもまだそのタイミングがいつなのかよく分析できていません。

現時点での仮説は、ホームポジションを目で見て把握しようとしている説。

FキーとJキーには普通のキーボードであれば凸状のポッチがついています。他のキーよりも少し凹みが深いというキーボードもあったような。とにかく、人差し指で触ればすぐに分かるようになっています。

通常であればホームポジションに手を構えてから入力を開始するのですが、その一瞬を省略したくて、視覚でホームポジションを把握し、そこからの空間的距離で最初のキー入力を開始している可能性があるのです。無意識に。

その時、確固たる自信を持ってキーを押すために、キーの表面に書かれた文字にも頼っているようなのです。これがまだまだだなと感じる瞬間。

HHKBを使っているのですが、色は墨。キーの刻印はあるのですが、ちょっと暗い環境だとほとんど視認できません。普段は見ないから関係ないのですが、ふとした瞬間にキートップの文字刻印を探すことがあるのです。それがいつだろうと考察したのが上記の仮説。

無刻印モデルでも全然問題ないはずだなと考えていましたが、どうやら私はそこまでのレベルには達していなかったようです。とても残念。

Bluethoothで無線化された旧世代モデルなので、せっかく搭載されているデバイスを切り替えて使う機能が使いづらく、いつか耐えられなくなって買い替える時には無刻印モデルも候補に入れようと思っていましたが、私なんぞが手を出してはいけなさそうです。

お高いのでねー。買えませんけどねー。先日のプライムデーでは少しだけ値引きされていましたが、それでも簡単に手を出せる価格ではなく。10年使えばね、そんなに高いものでもなくなります。十分に10年は持ちそうですし、相棒としての絆を深めていこうと思います。

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