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年賀ハガキの功罪

年始の挨拶の代わりとして当たり前に交わされている年賀ハガキ。最近は発行枚数がだいぶ減ったということですが、それでもまだまだ、やりとりしている人の方が圧倒的に多いと思います。

私もそんな一人で、一部の人宛の年賀状はFacebook Messengerで送るようになりましたが、残り3分の2ほどの方へは、今も年賀ハガキを送っています。徐々にデジタルな年賀状へと移行していきたいと思っていますが、全面的に移行することは、今は想像できないですね。

作成時に苦労することが多いのも年賀ハガキの特徴です。やりとりする人が多ければ多いほど大変になっていきます。私の年賀ハガキには、手書きの一言コメントを書くスタイルで、もう長年続けているのですが、どうにも忙しかった年はコメント無しで投函してしまったこともあります。

そして新年を迎え、届いた年賀ハガキに書かれているコメントを楽しく読んでいるんです。

年賀ハガキを作っている最中は、こんな文化無くなってしまえば良いのにと毒づくこともあるのですが、受け取る側に立った途端、表情緩みっぱなしで目を通しています。

その緩んだ表情で手にしている年賀ハガキも、作っているときには毒舌を吸い込んだ1枚なのかもしれないのですが、しかし近況を記したコメントを読むのはとても楽しくて。もう何年も直接会っていなくても、年賀ハガキたった1枚のやりとりで、心はずっと繋がっていると確信ができるんです。

その時の気持ちを思い出すと、今なかなか苦労して作っている年賀状も、そうした繋がりを保ってくれる1枚になるかもしれないと思えてきます。疎かにはできません。忙しくって投げ出したいのですが、グッと堪えて作業を続けようと思います。

ちなみに、25日までに投函してもらえると、郵便局としては大変嬉しいそうです。それ以降に投函する場合は、元日に届くなんて思わないようにしましょう。

現在25日の20:28。もちろん私は、元日に届くことはもう期待していません。せめて3日には配達してもらえるよう、明日の投函を目指してがんばります。同じくまだこれからの方、一緒に頑張りましょう。

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