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3月19日。空を見上げれば今も変わらずあのシアターがある。

6年。何故か空高く佇んでいるシアター、そこへと続く道が閉ざされてもう6年になります。

今シアターは豊洲(と思われる)の地に根を張り、50人から52人に増えた所属アイドルたちと、たくさんの、本当にたくさんの方々の尽力の末に激動の10周年を終え、11周年を迎えました。

GREE配信版アイドルマスターミリオンライブ!(以下グリマス)のサービスが終了した6年前の今日この日。ミリオンライブというコンテンツがここまで盛り上がる日が来ると信じきれたプレイヤー(敢えてこの表現をします)がどれだけいたでしょうか。


自分はグリマス1周年のキャンペーンが終わった直後にシアターの扉を叩き、少し前に晴れて10周年を迎えましたが、約3600日、一日足りともミリオンライブに触れなかった日はありません。グリマスの頃から今日に至るまで、たくさんの出会いと、たくさんのありがとうと、そしてたくさんの別れを見てきました。

その中でも、一番多くの別れを見たのはやはりこのグリマスのサービス終了の日だったと思います。複数のラウンジで同盟関係を結び、IMCのプレミアリーグを戦った仲間たちも、担当アイドルのブロマイドを全て所持している者同士でアルバム相互埋めをしていた友も、グリマスの終了と共にその大半がミリオンライブから離れて行きました。
残った人間のうち、5thライブまで見届けた上で「自分が好きだったシアターはもうここにはない」と去った人がまた半数以上。

それでも、ミリオンライブが好きと言う人、担当アイドルはここにしかいないからと言う人、あの時いた全体の何%かも分からない人間がミリオンライブ!シアターデイズ(以下ミリシタ)を中心に展開されるミリオンライブに縋りついて今日までを生きてきました。

他アイドルコンテンツの進出、コンテンツの飽和、そしてコロナ禍、数多の逆風の中でミリオンライブは決して歩みを止めず、数多のコラボやパチンコ・スロットの展開もしながら迎えた10周年。ライブツアーとそれに併せた新たなコラボにアニメ化。たくさんの新たな出会いと、たくさんのありがとうに満ち溢れた10周年だったと思います。

4thライブ。グリマス時代の終着点とも言うべきライブ。あの時の観客側の、どこかピリピリした空気を今でもよく覚えています。「楽しみ」よりも「不安」が勝っていたんだろうと今なら客観的に言えますが、あの時の感覚はもう当分は味わえないのでしょう。

10thライブAct4。10周年の締めとなるライブ。MILLION THEATERなんて最終回のようなタイトルを引っ下げられ、一体どうなってしまうんだ…!?と思う気持ちもありましたが、4thの時のような空気は一切感じられなかったです。それだけミリオンライブというコンテンツが大きなものとなり、もっとカラフルにもっと荒ぶるよと言わんばかりのエネルギーと未来へのビジョンを感じられるようになったのだと。4thの時からは想像も出来なかっただろうと思います。

キャスト・制作陣を始めとしたたくさんの人の尽力があって今があるのは言うまでもないですが、グリマスが終わり、たくさんの人が去ってしまった後、何がきっかけかは人それぞれですが、ミリオンライブに出会ってくれた、好きになってくれたプレイヤーの皆様がいるから、これ程に輝かしい今と未来があるのだと思います。

グリマス時代からの爺の1人から、グリマスを知らない貴方へ。
この6年のどこかで出会ってくれて、本当にありがとうございます。

グリマス時代の5年からミリオンライブに縋ってきた老人たちへ。
ミリオンライブ、最高だな!

そして、別の道を歩むかつての仲間たちへ。
空に浮かぶ劇場へは相変わらずたどり着けませんが、地におりた劇場の扉は今も開いています。貴方たちが愛したアイドルたちは今も頑張っています。
いつでもお越しください。歓迎します。

先日の10th Act4で、私が所属しているラウンジ「天模様」からプレイヤーも含めたミリオンライブに関わる全ての人へフラワースタンドをお送りしました。
と言っても私自身は出資だけで諸々はマスターの森の人氏にお任せしていたのですが…
このフラワースタンドとイラストに込めたメッセージを聞いて改めて色々考えて、今回のnoteを書くに至ります。

グリマスの頃メンバーの殆どが学生だった弊ラウンジ。
今となっては全員が社会人になり、かつてのような無茶は出来ない体になりましたが、今も昔も変わらずミリオンライブを愛し、ライブの度に各地から集まって色々言い合える間柄です。
このラウンジでバカなことをしたり、煽りあったり、イベントを走るメンバーがいればあれよこれよと支援したり、酸いも甘いも共にしてきたからこそ、今も共にミリオンライブを好きでいられるのだと思います。
このラウンジに入らなかったら、きっと自分もグリマスの終了と共にミリオンライブから離れていたでしょう。
素敵な出会いにありがとう。

大学に入学して同じ専攻の友人の仲介で貴方に出会わなかったら。
1stライブのLVで貴方が「twitterされないんですか?」と言ってくれなかったら。
ラウンジを転々としていた自分に「ウチくる?」と言ってくれた貴方がいなかったら。
2ndライブのラウンジ合同顔合わせで貴方に出会わなかったら。
歩のHHPを探していた自分に「バザーで落としといたんで適当にドリ投げといてください!」と貴方が言ってくれなかったら。
貴方が担当アイドルへの愛を魅せてくれなかったら。
貴方から4thライブ2日目のチケットを譲り受けることがなかったら。
貴方と歩のキャラクター解釈について話し合うことがなかったら。
7thReのあの時に絶望に暮れる自分の泣き言を聞いてくれた貴方がいなかったら。
Act3の後、貴方が抱きしめてくれてくれなかったら。

思い返せば、たくさんの出会いと分岐点がありました。
1つでも欠けたら今の自分はいなかったでしょう。
全てミリオンライブから始まった出会いです。
ミリオンライブに出会わなかったら、もう少しお金に余裕はあったかもしれませんが、筋トレにハマることもなかったでしょうし、心身共に健全ではいられなかったと思います。

ミリオンライブは自分にとって青春です。
これからも、自分の心を若いと勘違いさせてください。
これまでもこれからも、心ひとつミリオンライブ!


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