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仕事の「ワクワク」は自分でつくれるよって話。

2020年8月の自分よ。
与えられたミッションには、必ず「あなたの意志」を乗せなさい。
なぜ自分はそのミッションを達成したいのか?」しっかり考えてから行動しなさい。
さもないと2ヶ月後に
やたらめったら悩んで落ち込んで面倒なことになるぞーーーーーー!!!!

さて。12月の今、なぜこんな記事を書いているのかと言いますと。
2020年の振り返りも兼ね、己の失敗ネタをまとめシェアすることで、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいなと思いながら書いています。

突然ですが、あなたは環境の変化が起こった時に
「自分は本当は何がしたいんだろう?」「自分は何のためにココにいるんだろう?」と考えた経験はありませんか?

結論からと言うと
上の問いかけに心当たりがある人は、与えられたミッションに対して、まずは「自分は何故そのミッションを達成したいのか?」を納得するまで考え、言語化してみることをおすすめします(紙に書いたり上司や同僚と壁打ちするなど)
これこそが「ワクワク」のタネです。

ここからは、こんな思考に至った約4ヶ月間の私の失敗談をお話しします。

1.環境、役割の変化

今年8月、担当するサービスが変わると同時に、デザイナーチームのアシスタントマネージャー(以下アシマネ)を任せてもらうことになりました。

当時、自分に与えられたミッションは、組織改善の為のヒューマンマネジメントでした(初のマネジメントということで、まずはヒト・モノ・カネの「ヒト」から注力)
メンバーのスキル面に関する評価・育成は、シニアデザイナー(旧:リードデザイナー)にお願いをすることに。お互いの情報を共有し合う事で、評価や育成計画の認識を統一していました。役割分担です。
自分の目標は、すべてチームに紐づくものに設定。チームのために自分がいるという考えでした。

経験の無いことに挑戦し、出来ないことができるようになったりメンバーの役に立てることに嬉しさを覚えました。
メンバーの為にもっと頑張らなければ、と意気込んでいました。

2.上司が変わり求められることが変わる

10月になり、上司が変わりました。
すると新たな上司から「君にはプレイングマネージャーになってほしい」と言われました。

…え?うそやん、待って。
前の上司と言っとること真逆やーーーん!!!!(心の声)

と、あからさまに困惑&動揺した記憶があります。

何故かというと、一旦「プレイング」は捨てた環境に身を置いていました。
ヒューマンマネジメントに注力するために、期日が明確に決まっている日々のサイト改善系プロジェクトからは抜けていました。
ユーザーの声・データからユーザーの気持ちを想像すること。デザインやコーディングをし、ものづくりをすること。全くできていませんでした。この時点でデザイナーとしての自分は死にかけていました。

今から戻れるのかなぁ…?大変だこりゃ…_(:3 」∠)_ヘタァ

3.自問自答の日々

自分のミッションは「メンバーが成長できる・働きやすい環境を作り、自走できるチームをつくることで会社の成長角度を上げること」だと思っています。結果的に会社の成長角度を上げることができれば、ぶっちゃけ手法はなんだっていいのです。
しかし、当時の自分は、サイト改善で会社に貢献したいなぁと思った時にも「今はヒューマンマネジメントに注力してと言われているし」と勝手に思い込み、自分の行動を制限し正当化していました。
「自分はそこまでデザインをすることに拘らなくても良いタイプだったんだ」「組織をデザインしていると思えばいいんだ」と、謎のマインドコントロールまでしていました。

そんな中での「プレイングマネージャーになれ」は、最高の不意打ちパンチでした。      他にも「産休等で仕事復帰した時、今のチームがあるとは限らない。ただのチームマネジメントならデザイナーでなくてもできる」と言われ、案に今のままでは自分の居場所がなくなるぞ、と警告された気がしました。

この時の頭の中を正直に晒しますと、
そもそも
・自分はマネジメントがしたいのか?
 →わからない
・自分はデザインがしたいのか?
 →したい。デザインで人の心を動かしたい(感動させたい)からデザイナーになった。今も気持ちは変わらない
・自分はチームにとって必要な存在なのか?
 →わからない
・自分は本当に会社に貢献したいのか?
 →したい。会社の人が好きだし、サービスが好きだから
など考えていました。

「自分」という視点で考えた時に、答えられるもの・答えられないものには共通点があることに気がつきました。

答えられるもの…
「自分」が意志を決定し行動しているもの
→自分がやりたいからやっている・絶対に実現したい
逆に、答えられないもの…
「他者」に意志・判断を委ねているもの
→言われたからやっている・別に実現しなくてもいい

4.自分の意志

ここで改めて「なぜ自分はマネジメントがしたいのか?」を考えました。
自分がこの会社でやりたいことは、会社の理念でもある「一組でも多くのカップルに“理想の結婚式”のきっかけを」を叶えたいというもの。
今のミッションである「メンバーが成長できる・働きやすい環境を作り、自走できるチームをつくることで会社の成長角度を上げること」は、結果として理念の実現に繋がっていることに気づきました。

そして、自分自身もプレイヤーとしてサイトを良くしていき、自分のやりたいこと・ミッションを叶えていこう。ついでにデザイナー人生も殺さずに済むなら結果winwinじゃん、ラッキー!と考えられるようになりました。

…思い返せば、前のサービスを担当してた頃は、自分が「このサービスめっちゃ好き!みんなに使ってもらいたい!」と思っていたので、自らがサービスを良くしようと日々沢山の挑戦をしていました。成功しようが失敗しようが毎日がワクワクでいっぱいでした。
そりゃそうですよね、自分がやりたくてやってるんだから。なんでも自分の捉え方次第で、良くも悪くもできると思いました。

とは言え、あまり器用ではない私にとって、マネジメントもプレイヤーも両方が中途半端にならないよう、マネジメントとは?を集中して学ぶ期間・環境をくださった元上司に心から感謝しています。
あの時間がなかったら、きっと今ほどメンバーに真剣に向き合えていなかったと思います。
また、いつも厳しくも愛のあるアドバイスをくださる今の上司や2代前上司や他部署・他事業部の先輩方にも感謝しています。自分もみなさんのようなマネジメントができるようになります。
そして今のデザイナーチームのメンバーにも感謝をしながら、みんなに負けないよう自分自身も色んな活躍ができるように頑張ります!

まとめ

会社のミッションを遂行することは大事です。
しかし、他者が言ったことをそのまま鵜呑みにして実行する。
これこそが他責のタネです。
きっと何か問題が起きればすぐに 諦める・不満を抱くことでしょう。
逆に、自分の意思で行動する=自責は「ワクワク」のタネです。
あなたがワクワクさえしていれば、期待以上の成果を創り出せる土台はすでに準備万端なはずです!なんでも自分次第です。

来年もたくさん失敗ネタを貯め、シェアしていこうと思います。挑戦万歳!

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