旧来マーケット

1つの建物に、八百屋さんとか魚屋さんとか肉屋さんとかが入った建物。
あの形態をなんと言うのか?

近所の人は、市場(いちば)と言っていたと思う。
或いは、その商店施設の名前がマーケットならばマーケット、ストアならばストア、ショッピングセンターならばショッピングセンターとも呼んでいると思う。

一般に市場と言えば、卸売市場とか中央市場である。
多くは、これらの市場は、公設である。
ならば、民営市場か、と思ったが、民営市場とは、民営の卸売市場を指すそうだ。
ならば、ショッピングセンターか。
とも思ったが、ショッピングセンターは、日本ショッピングセンター協会が定義を付けているそうである。
 1,500m2以上。
 10店以上。キーテナントを除く。
 キーテナントの面積が80%以下か、小売店舗の面積合計が1,500m2以上。
 宣伝、催事で共同活動を行っている。

でかいよ。
想定されるオーナーは、デベロッパーである。
そこらの地主さん、ではない。

その事業は、SC事業とも称される。


なければ、名前を付けてしまおう。
集合商店。集合住宅に対して、である。
商店長屋。
長屋式マーケット。
連棟式マーケット。
一棟式商店集合体。

いろいろ考えてみたが、まあ旧来のマーケットである。
マーケット。フランス語ならばマルシェ。日本語ならば市場(いちば)、である。

旧来マーケットに対し、それを凌駕、超越するものとして、スーパーマーケットがある。
それを更に凌駕、超越するものが、ハイパーマーケットなのだそうだ。巨艦店である。

で、いろいろ調べてみたら、正式名称が見つかった。
「小売市場」なのだそうだ。

対語は、卸売市場。



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