エレファントマン11/2夜感想

3回目にしてようやく気付いたところや気になったところをちょこっと。毎度のことながらネタバレ含みますのでご注意ください。


開演してまず初っ端、トリーヴズ先生が椅子に座ってるんだけどこの時は新しくロンドン病院に赴任してきて順風満帆な人生や未来への希望に目が輝いているような、自信が漲っているような様子なの。でも一番最後のシーンも全く同じ椅子に座っているのにどこか茫然としているような荒んでしまったような様子に様変わりしてるんだよね。一番最初と一番最後のこの差が凄くて近藤公園さん凄いって思ったし森さんの演出も凄い。


のぞむちゃん若干風邪気味?鼻をよくすすってたしさりげなくタオルで拭いてた。ケンダル夫人が初めて訪れたシーンとか特に。トリーヴズ先生にメリックが載っている新聞を見せてもらうところで新聞受け取ったら一旦お膝に置いて鼻ごしごししてたの可愛かったな。メリックの仕草の流れでとても自然にやってたしあれはああいうお芝居?でもぐずぐずなってる時もあったように見受けられたのであったかくしていっぱい美味しいもの食べてしっかり睡眠とるんだよ〜と母性が。


クリスマスプレゼント持ってきてくれる2番目の人(伯爵夫人)が男の人だって3回目にしてようやく気付いた。たしかにあのキャストだと駒木根さんしかありえんわな。今回のぞむちゃん以外みなさん複数役をこなしていらっしゃって面白い。女性3人はどんぐり頭のメイクからケンダル夫人や公爵夫人のメイクに変えてまたどんぐり頭のメイクに変えてってお肌かなり大変そう。あと添乗員とジョン卿が同じ人って思えんな。凄い。あれだけたくさんの役が出てくるのに実際9人の座組みなの驚くよね。パンフレットに書いてあったけど作者は最低7人でも出来るお芝居だって言っているようで、一人複数役やらせたいという意図があるんじゃないかって。なるほどなぁ。


ケンダル夫人と本物の女性について話しているシーン。夫人に「お友達のハウ主教に言ったら何ておっしゃるかしらね?」って聞かれて、主教の声真似をしながら返すの今回初めて見たかも。メリックのユーモラスな一面が表現されているお芝居が追加されてた。ちょっとずつブラッシュアップされていく様子を見るのがとっても楽しい。


ロスが再びメリックに会いにくるシーン。ロスはメリックが賢い人だって本当に気付いていなかったのかな?普通に会話はしてたわけだけど。どこか幼い子に話しかけるような口調にも聞こえたからやっぱり気付いてないってことなのかな。言いくるめられる自信があったんだろうか。メリックが強く拒絶して泣き叫んでる時に何にも言えずに唖然としながら見つめてるよね。


カーテンコールは今回も2回目出てくる時に向かいから出てくる高岡さんと目があってにっこりしているのが可愛かった。3回目ひとりで出てきた時に拍手が大きかったから?堪えきれずにニヤニヤしちゃってたのがいつもののぞむちゃんで物凄く可愛かったしあの顔見るとホッとする。


短いけどこんなところかな。眠気が限界。他の方の感想も見漁りたい。