エレファントマン11/23昼感想

ついに千秋楽の日となりました!無事にこの日を迎えられることが出来て嬉しい!本当によかった。昼公演の感想をさくっと書き残しておきます。ネタバレ含みますのでご注意ください。


今回もウィルがクビになるシーンのあたりからメリックの目が真っ赤。終始潤んでいて苦しい気持ちが溢れ出てた。一回一回初めての気持ちでやると雑誌で語っていたけど本当にその通りで、毎回苦しそうな辛そうな気持ちが溢れてあんな表情になるの物凄い努力と才能だと思う。


ケンダル夫人が初めてメリックの部屋を訪れたシーン。さすが女優なケンダル夫人、表情では笑顔を作りつつも警戒したように常に腕を体の前で組んで距離をとっているの凄い。でもロミジュリの話を終えたあたりから警戒心が解けて優しい表情になってる。

ケンダル夫人とお喋りしていて夫人に「あれは私ではないのよ、ミスターメリック。あれは幻。私はこれ。」と言われて「僕もこれです。」って夫人の仕草を真似っこするメリックが可愛い。それと本の話を振られてとっても嬉しそうにロミジュリの本を取り出すところも。目がキラキラしてる。そういう仕草のひとつひとつが純粋で愛おしい。近藤公園さんの言葉を借りるならば「愛すべきメリック」。


ロスに対して感情が爆発するシーン。本当に苦しそうに拒絶するの。喉が枯れそうになるほどの悲痛な叫びで辛い。ただ、ロスがひとり出て行った後にどこか寂しそうな悲しそうな表情も残っているような気がして切ない。


やっぱり最期にベッドの前で一瞬立ち止まるところがとても気になる。あの時間メリックは何を思ってるんだろう。


カーテンコール、いつもは最後に優しく微笑むことが多いんだけど今回はきゅっと引き締まった表情だった。あと残り1回、しっかりとやり抜こうという気持ちの現れかな。


余談だけど場内のスタッフさんがエレファントマンジャージ着てるの嬉しいな〜いいな〜と思っていたら今回は一人「除菌部」って背中に書いたTシャツ着ててじわじわきた。キャスト、スタッフのみなさん全員で感染対策をしながらの1ヶ月公演はとても大変だっただろうね。本当にお疲れさまです。

あと残り1回!小瀧座長と素敵なキャストのみなさん、スタッフのみなさんが満足のいく公演となりますように。