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RST卒業ライブ

俺のブログは本当に横道に逸れすぎたり、意味のわからないことをレポート課題ぐらいの分量で書いてしまっている。今回このブログを書こうと思ったのは、ことジャクソンポロックが所属する軽音サークル、RSTの卒ライについて書きたくなったためである。普段と違って真面目に書いてるので少し退屈かもしれないが、まあ暇な人は見てもらいたい。

とりあえず組んだバンド全部振り返りたい。俺が今回、卒ライで組んだバンドは全部で7バンドである。順を追って書いていこう。

イッチーと3P(MONGOL800、DOES)

見ての通り3Pである。3Pは3Pだ。なんだ。文句あるのか。スリーピースという意味なんだがな…全く、何を想像したのやら…君は淫乱だな。

閑話休題

このバンドはやんちゃんとイッチーと3人でハイエースに乗っていた時、「組んだことないから組みたい」と言って特に何をやりたいバンドとかはなく組んだバンドである。ただただ3人で何かやりたかったというシンプルな理由だが、俺は嬉しかった。モンパチとDOESという簡単にコピーできる感じのバンドではあったのだが、フロアがめちゃくちゃ盛り上がってくれた。この、RSTの「みんなでライブを作っている」という雰囲気が俺は好きだ。こんなサークルそうあるもんじゃない。他のサークルに入ってたからよくわかる。ここは素敵なサークルだ。

増田、ドラム辞めるってよ(ELLEGARDEN)

このバンドは、ないきと初めて組めたバンドで個人的には貴重なバンドだ。最後に組めて本当に良かった。ELLEGARDENをやった。個人的に金星という曲が一番気持ち良かった。最初、イッチーがベースをするとのことで「ベースがウクレレぐらい小ちゃく見えてしまうんじゃないか」などと懸念していたが、実際見てみるとそんなこともなく(まあ、小さく見えるっちゃ見えるが)それ以上に、似合っていたのだ。普段は「実家の冷蔵庫か」というぐらいデカいイッチーがベースを持つことで、「小粋なジャズを奏でそうな冷蔵庫」という印象に変わった。ベースも弾けてたし、良かったぞイッチー。

野性爆弾ジョニ男(爆弾ジョニー)

人の上に飛び込んで、うねりまくり、イッチーの顔面に股間を擦り付けたり、暴れ散らかしたことは覚えている。このバンドは曲がエモすぎてビックリしてしまう。初日からそんなエモくしてはいけない、と思いMCはかわちゃんと平尾と3人で喋る形をとった。世間話的な、フリートークというか、なんというか、俺はそういうMCが好きだ。そして、曲が始まると全員で大合唱。キーボードのはるきとドラムの遥ちゃんは1回生なのだが、俺たち4回生の無茶振りを聴いてくれて一緒に大合唱した。全員で大合唱する曲もバンドも好きだ。「かなしみのない場所へ」という曲がエモすぎて少し泣きそうになったが事なきを得た。
爆弾ジョニーはかなり前に平尾にオススメしたら、平尾がハマってくれてやることになった。自分の好きなバンドを友達が好きになってくれる瞬間はやっぱり嬉しいものがある。初めて爆弾ジョニーをやった夏合宿はキーボードにかおり、ドラムがさくらという編成だった。その時も本当に楽しかった。卒ライでは2人の代わりに1回生の2人が入ってくれたのだが、それはそれで良いものだった。何より2人が「楽しかった」「組めてよかった」と言ってくれたのが嬉しかった。スタジオからずっと楽しくて、終わってしまうのが少し寂しい気持ちになった。最後にかわちゃんと平尾とやれて良かった。2人とも大好きだ。ありがとう。

see you(My Hair is Bad)

マイヘアは俺がギターで初めてコピーしたバンドだ。ギターを始めたのは一回生の時。下手くそだったけど好きなバンドだからあの頃は頑張って練習してたな〜などと思い出す。ベースのはるきはキトマ時代からの後輩で、俺と同じ境遇ということもあり、キトマのことを話せる数少ない後輩である。こいつが「マイヘアやりましょう!」と言ってくれなかったらもうやることはなかったかもしれない。キトマ時代、あまり喋ったことはなかったが(俺が3回の時あまり行ってなかった)俺が3回の時に京都の大学生バンドマンがライブをするフェスみたいなやつに出た時に、俺のライブを見てくれていたらしく、そこから何かと親しくしてくれる人懐っこい後輩だ。ありがたい話だ。ないきゆうだいもライブ終わりめちゃくちゃ楽しかったと言ってくれていたので、やって良かったと思う。ありがとう。

KOTOブレッダーズ(ハンブレッダーズ、KOTORI)

俺はインディーズバンドが好きなのでこの手のバンドはちょー好きだ。そんなバンドのコピーに付き合ってくれた後輩達には感謝している。
ひかりはキトマ時代からの後輩で、もう3年の付き合いになる。キトマで部署も同じで色々相談に乗ったりと珍しく俺が先輩らしいことをした後輩だ。俺はギターは下手だが、思い切ってライブすることを心がけているのでステージの上で凄く動く。それをいつもひかりは褒めてくれていて、自分もそういうライブがしたいと言っていた。元々ギターが上手い後輩だとは思っていたが、ライブ中そこまで動くような感じではなかった。しかし、卒ライでひかりのライブを見ると、ステージングがめちゃくちゃカッコ良くなっててなんか色々思い出して、グッとくるものがあった。最後にバンドをやりたいと言ってくれたおかげで後輩の成長みたいなものを近くで感じることができたのは良かったと思う。綾乃ちゃんは組むのは2回目だった。ステージ映えするルックスをしている。カッコいい。絵になる人というのだろうか。6月頃、誰とも組めていない俺とバンドを組んでくれたことはずっと覚えている。なんにせよ2回も組めて良かった。ドラムの原坊は9月頃バンドに誘われたが、俺が「いやです」と言ったので引き伸ばしになり、卒ライでようやく組むことになった。

原坊とのラインは難しい。早稲田の日本史ぐらいムズイ。ドラムに人としてのステータスを全振りしているとしか考えられない。俺はそんな真っ直ぐな原坊が好きというほどのことでもないが、まあ、もしサークルに原坊がいなかったら寂しいかもしれないね。

の〜む(noum)

noumはもう俺の軽音生活で1番練習したバンドで、1番思い出が多いバンドである。キトマ時代に先輩に誘われ、オーディションで1位を獲り、京都の8大学合同イベントである連盟大会への出場権を獲得し、京都MUSEで500人の前で演奏し、優勝したバンドだ。俺の人生においてあんな沢山の人の前でライブすることはないだろう。そんなバンドをまた、RSTでやることができた。モンセタに須磨が誘ってくれたので、大会ならばこのバンドで臨みたいと思い提案した。結果は負けたが悔いはない。俺たちは間違いなく最高のライブをした。卒ライでも最高のライブをしたと思う。最後にやれて良かった。
須磨、ちなってぃ、こうだい。この3人は本当に上手い。グルーヴみたいなものを演奏中に感じた。バランスが良いのか、なんなのか。少なくとも俺はこの3人とステージに立った時安心する。スタジオの回数もライブの回数も多いからかどうかはわからんが、信頼できるメンバーという感じだ。スタジオの雰囲気も良くて、スタジオ終わりのココイチも、楽しかったな。ありがとう。

toto(teto)

俺がRSTで初めてライブしたバンドで、RSTで最後にライブしたバンドである。あの頃は右も左もわからない状態で、ほぼ初対面のまっきーとゆっつーさんとバンドを組みルーキーライブに臨んだ。ルーキーライブでは凄く褒めてもらえて「刺激を受けた」という言葉をかけてもらえた。あの瞬間から俺のRST生活が始まった。そんなバンドでRSTの最後にライブできて良かった。ベースはやんちゃんが引き受けてくれた。俺はやんちゃんのステージングが凄く好きで、tetoをやんちゃんがやってくれて良かったと思っている。まっきーはインディーズバンドが好きで趣味が被るところもあり、親近感があった。ライブ後に「めちゃくちゃ楽しかった」と言ってくれて本当に嬉しかった。ゆっつーさんはずっと褒めてくれるし、熱いし、何よりライブをわかっている人なので、曲の繋ぎや雰囲気の出し方など、良いドラムを叩いてくれる。最後の曲で舞台袖から次の出番のオカモトズのメンバーやイチが出てきてくれて嬉しかった。

熱いライブになったと思う。技術はめちゃくちゃでも何かが伝わったならそれで良い。上手いだけなら本物を見たら良い。なぜコピーバンドを見るのか。それはコピーしてる人の色が出るからだ。ライブは自分を表現するものだから。どうか後輩たちは沢山ライブに出て、思いっきり演奏して、そして見てる人も一緒になってライブを盛り上げて、最高の空間をみんなで作ってくれ。RSTはそれができる良いサークルだ。それが卒ライの感動に繋がるし、練習のモチベーションも上がって上手くなるし、サークルが楽しくなる秘訣だと、僕は思いますね。

10期生のみんなへ

みんなとは思い出が少ないけど、この2年間は間違いなく俺の宝物です。みんなの仲間になれて幸せでした。これからも仲良くしてください。本当にありがとう。

まあこんなものか。
青春をありがとう。

おまけ

卒ライのハイライトといっても過言ではない。
卒ライ3日目の朝。かわちゃんの車でセブンに集合し、「野洲へ向かうぜ!」「よっしゃ行くぜ!!」「let's go!!!」などと意気揚々と叫び、「ここで事故ったらおもろいな〜」と言った瞬間に後ろからバックしてきた車に追突され、ライブに遅刻した。流れが綺麗すぎて申し訳ないが、爆笑してしまった。まあ、本人は最悪だろうが…ありがとう。

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