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Old gen OPSCORE バリスティックヘルメット

先日友人から2008年製のOPSCORE製バリスティックヘルメットを譲って頂きました。
OPSCOREのヘルメットの初期に生産されたモデルは,ARCレールやチンストラップが後に生産されたモデルと異なっています。
今回は,初期生産のOPSCOREヘルメットの特徴と使用されたシーンを記します。

旧モデルOPSCOREで,最も目につく特徴がARCレールです。
初期に生産されたARCレールは下地が黒の物だけで,TANカラーで塗装し販売していた為,当時新品で買ったARCレールも塗装が少し剥げ下地の黒が見えていたと2009年に投稿されたレビュー記事に記載されていました。
https://arisu3721.militaryblog.jp/e83225.html

裏は黒色で塗装されていません。
この個体には2008年9月に製造されたことを示す,デートマークがありました。

2009年に投稿されたミリタリーブログ記事より引用 https://arisu3721.militaryblog.jp/e83225.html
このARCレールにはO2マスク等を止める為のアダプターが付いています。
このアダプターは初期に作られたOPSCOREのARCレールにしか付属しません。
またナイトビジョンの脱落防止に使うショックコードの先端フックの形状も後発モデルとは異なっています。
私のOPSCOREには,両方外され付属していませんでした。

チンストラップ,ダイヤルライナー部も後発のものとはデザインが異なります。

シュラウドにはWILCOXの1ホールのものを使い,アダプターを使用してANVISを取り付けています。
これは,上記の隊員を真似たものです。
WILCOXの1ホール+アダプター+ANVISの組み合わせは2002でもよく見られる組み合わせです。
当時のブログでは,新品で購入した際,3ホールのみ空いており,シュラウドは別売であったと記載されていました。


Old gen OPSCOREで最も有名な写真はMARK OWEN氏のヘルメットです。
全体に塗装されていますが,ショックコード先端部が旧モデルです。  

AOR1塗装されたOld gen OPSCOREは放出もされています。
https://blackline.militaryblog.jp/e871960.html

EA Medal of Honor Warfighter PVやMARK OWEN氏の投稿でもOld gen OPSCORE カーボンヘルメットも確認出来ます。
https://youtu.be/sSmYdBpFkOs

上記の画像ではL4G32やL2G5等のシュラウド一体型ナイトビジョンアダプターが使用されています。

この写真は,現在私が所有しているOPSCOREが使われていた当時の写真です。
黒のベルクロは当時のまま残しています。

上記の写真は,オーストラリア陸軍に所属し
オーストラリア軍,最高位の勲章であるヴィクトリア十字章の叙勲歴を持つベン ロバーツ スミス氏の現役時代の写真とヘルメットです。
オーストラリア陸軍の写真でも同じくOLDGen OPSCOREの使用が見られます。

最後に,
検証記事を書く時,私はbefore:検索コマンドをよく利用しています。

Google検索は過去10年より前の記事を検索結果に表示しない為,10年以前に投稿された当時の記事を読むためには期間を指定して検索を行う必要があります。期間を限定した検索方法の1つに検索ワードに検索コマンドを付ける方法があります。

上記の画像のように,
検索ワード+before:××××(西暦)を入力すると入力した西暦以前に投稿された記事を見ることができます。
Oldgen OPSCOREとOPSCORE before:2010の検索結果の比較に載せているのですが,両者を比較することで得られる情報もあります。
ご自身で検索してOld gen OPSCOREについて調べてみて下さい。

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