【工具】六角レンチ Wera Hex-Plus

先日のタミグラGPXツーリングは3~5位の入れ替わり立ち替わりの三つ巴接戦の末、5位に終わりました笑
ブラシレス17.5Tの初レースだったので、朝イチKVチェックの列に並んだ所、計測中のしょーりんが「ネジ舐めた!」と困ってました。
そこでタイトルの「Wera Hex-Plus」を貸してやるとすんなり回って大喜び。

…つか、そのしょーりんが4位やったんですよね。貸すんじゃなかったw


と言う事で、今回はそのWera社の六角レンチをご紹介。

このようにホントに何人も助けてます。
特殊なネジリムーバーでは無く、見た目普通の六角レンチです。

六角レンチとは先端が六角形になっている工具です。
「六角棒レンチ」「ヘキサゴンレンチ」「ヘックスレンチ」と呼ばれることもあります。
対して、これを使用して外すネジの正式名は「六角穴付きボルト」と呼ばれます。

ラジコンをそこそこやってると、一番使用頻度の高いネジと工具になりますね。

レンチのメーカーとしては一般的には「PB」が有名です。適度なしなりがあり、仕事やバイクいじりで良く使ってました。
あと一般的には、「Wera」「ボンダス」「SNAP-ON」「KTC」と言ったところでしょうか。
(※ボンダスは世界初のボールポイント六角工具を考案したメーカー)

ラジコンだと、しならせるだけのトルクを掛ける事は皆無ですので、先端形状が優先される傾向があります。
「HUDY」や「MIP」が有名ですね。
(ネジメーカーとの相性もありますが、結構しっくり目に嵌め合いします)


さて、そのラジコン業界では圧倒的マイナーな「Wera」社。

まぁこれ読んでみて下さい↓

六角レンチのおすすめはWera!特許ヘックスプラスで穴がなめにくい

画像1

画像2

要は通常の六角レンチは「線接触」で、Weraの特許【Hex-Plus】は「面接触」になるんですね。
前出の舐めたネジを回せたのはコレのお陰です。


私が所有している物は以下の3点です。

・M3の皿やボタンヘッドで使用する「2.0㎜」

Wera 2054 ヘキサンゴンミクロドライバー 2.0 118068

・ピニオンのイモネジやセンタープーリー軸、ギアデフカバー等 に使用される小径ネジ用の「1.5㎜」

Wera 2054 ヘキサンゴンミクロドライバー 1.5 118066

・電動ドライバー用の「2.0㎜」

Wera 840/4Z ビット 2.0X50 059603

これで大半はカバーできます。
(最近はダンパーをボールエンドごと外すタイプが出てきたので「2.5㎜」も欲しい)

見ての通り、柄が精密ドライバータイプです。
さすがにこのままではラジコン用途のトルクは掛ける事ができません。

もちろん通常サイズの柄もあります。

Wera 354 ヘキサゴンドライバー 2.0X75 023105

これデカいんですよね。収納に困ります。

恐らくラジコン業界で流行らないのはこのグリップサイズのせいでしょう。
適度なトルク感と収納を考えたら、ラジコン用ドライバーのグリップ(HUDYなどのサイズ)はよく考えられてますね。

と言う事で私はグリップを替えて使用しています。

ビットの径自体はHUDYと同じなので、ちょんぎってDカット入れれば普通につかえます。


舐めにくく、柄も交換でウルトラ快適なWeraのレンチなのですが、
強いてダメな点を挙げると、ネジとの嵌め合いが緩くて、レンチ先端ネジを運ぶような状況では神経使わされますね。

具体例を言うとM07のモーター取付。
わかります?ギアケース内にネジ落すと大惨事になるやつですね。
慣れちゃえば言うほどストレスでも無いですけど笑


柄の交換とかやや面倒な作業ですが、こういった「自分に合うように工夫する」のもメカいじりの醍醐味だと思います。

「ラジコン」もそうですよね笑



…ま、それも面倒な方はこんなのもあります

電ドラビット用ですが少し長いです。お好きなグリップ(HUDYだとこんなの)でお使いください。

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