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数字は苦手ですか?

数字について知ろう!
私自身数字に弱く苦手としていました。
社会人の皆さんも数字が苦手と言った方も多いのでは?
今回は著書”孫社長にたたきこまれた数値化仕事術”を引用してお話しします。
多くの方に共通している部分は“マインド”にあると考えられます。
多くの人は上司に言われた数字を追いかけています。
『先月より数字が落ちているじゃないか!どうなっているのか?』
こう言ったお叱りを受け、あなたは必死で過去のデータを探し回ります。
あなたはこの過去のデータを持って必死に状況説明をし、なんとか難を逃れようとしているのではありませんか?
そうやってなんとか乗り越え、その場しのぎをしながら次の会議までビクビクしながら過ごす社会時が実に多いのでは?はい、まさに私です。
しかし、これは本質的な解決にはなっていませんよね?
では、数字とは一体何なのか?


結論
数字とは“自分で取りに行くものである”
もう一度言います。数字とは自分でとりに行くものなのです。
あなたが問題としていることは他人では把握できないのです。
なぜなら経営陣は上がってきたデータで判断するしかなく、現場で起こっていることと関連させることができないからです。
実務を行なっているあなただからこそ割り出せる隠れた数字を作り出せるのです。
数字は結果報告のためだけでは意味がありません。
自己満足のためでもありません。
数字で今後の未来を作ることが目的なのです。
次のアクションにつなげることが数字の力なのです。
ではどのようにしたら良いのでしょうか?

数える前に分ける
プロセスごとに数字を分けてみましょう。
ここで例として、自動車の製造業挙げてみます。
プレス加工→溶接→塗装→成形→組立て→検査
工程が明確に分かれ、それぞれの部門での管理、目標が設定されています。
本書でも書かれていましたがホワイトカラーの生産性が低いのはプロセス分けをしていないからとあります。
プロセスを分けることによって数字が出しやすく、正確になっていくのです。
組織で問題解決する場合のポイントは
・最初はざっくり分ける
・複数人で
その問題をよく知る人を複数名集め数値化し、スピーディーに現状を分析します。
問題が大まかに明るみになってくれば、さらに細かく分ける
ここで注意→どの数字を取るか?など迷っている暇があれば、とにかく手を動かし、いろいろなパターンを想定してみる。
最終的なゴールとして
現実の問題を数式で表す
平たく言えば
現実のもやもやした問題を数式に置き換え構造化する
数字は苦手→❌ かけ算、足し算、引き算さえできれば十分です
何度も言いますが“自分で数字をとりに行く
数式化できると予測値が出せ、未来を予測できるようになります。
しかしそれでも失敗はするでしょう。
よく日本企業は失敗を恐れ計画に時間をかけることが多いと言われています。
それなら早く失敗した方が良い。
なぜなら計画段階での机上のデータでいくら右往左往しても得られない貴重なデータが手に入るからです。
このデータを元にさらに確かな数字を拾い、結果につなげていく。
これを繰り返すことができれば大きな成功につながるでしょう。

最後に、私も含め今まで数字を苦手として避けていた人たちに。
まず上司から求められる数字を把握すること。
そして上司もわからないような現場で起きている数字を自分から拾いに行ってください。
初めは的確じゃなくてもいいのです。
気になる数字から拾っていきましょう!

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