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エムスリー100%子会社のメディサイエンスプラニングとMICメディカルを合併 ~インターネットを活用して治験の効率化を加速 ~

こんにちは。エムスリー人事グループです。2021/2/18発表のプレスリリースをお知らせします。

エムスリー株式会社(以下、エムスリー)の 100%子会社である株式会社メディサイエンスプラニング(以下、メディサイエンスプラニング)、株式会社 MIC メディカル(以下、MIC メディカル)は 6 月 1日付(予定)で合併し、インターネットを活用した治験の効率化を加速させます。

エムスリーは、国内 29 万人以上の医師をはじめ、様々な医療従事者が利用する専門サイト「m3.com」を運営しており、インターネットを通じて医師や医療従事者に薬剤等の情報を提供する「MR 君」サービス等の様々なサービスを展開しています。
治験分野においては、治験に参加する施設・対象患者を発見する治験支援サービス「治験君」を核に、グループ会社の CRO、SMO を通じてインターネットを活用した治験の効率化を推進しています。
メディサイエンスプラニング及び MIC メディカルはエムスリーグループの CRO で、それぞれが治験支援事業を行っています。

この度、メディサイエンスプラニングを存続会社として、メディサイエンスプラニング及び MIC メディカルが合併します。これによりメディサイエンスプラニングは 800 人を超える治験モニターを有する CRO となります。代表取締役社長にはメディサイエンスプラニングの代表取締役である浦江明憲
が就任する予定です。

エムスリーグループでは、2019 年 9 月にグループ内の SMO を統合するなど、治験分野における効率化のための組織体制の強化に取り組んで参りました。この度の CRO の統合を通じ、インターネットとIT を活用し、「m3.com」と連携した効率的な治験支援サービスの展開を加速してまいります。

<本合併により目指すこと>
(1)両社の得意領域を組み合わせることによるサービスの品質向上及びワンストップ化の推進
(2)両社のリソース有効活用及び提案体制強化の更なる推進
(3)「治験君」等、m3.com を活用したソリューション事例の集積
(4)IT インフラへの投資によるスタッフの生産性向上及び管理コスト削減による利益率向上

<浦江明憲(代表取締役社長就任予定)からのコメント>
昨年のパンデミックにより、世の中では新しい日常が定着すると同時に、医療機関や周辺産業の環境も大きく変わり、ポストコロナにおいてもその流れは益々進むと思われます。この環境下で M3 の有する有力なプラットホームは、医薬品開発の領域においても益々強力な威力を発揮すると思われます。
私達 M3 グループの一員であるメディサイエンスプラニングは、同じくグループ傘下の MIC メディカルと合併し、サービスラインナップのさらなる充実、リソースの融合による生産性の向上、そして M3 の強力なプラットホームを最大限利用する事による臨床試験の本格的 e 化を達成することでゲームチェンジャーとなり、CRO のリーディングカンパニーを目指します。

<本案件の概要>
・メディサイエンスプラニングを存続会社とする吸収合併方式で、MIC メディカルは解散します
※社名は株式会社メディサイエンスプラニング
・効力発生日:2021 年 6 月 1 日(予定)

■SMO とは?
SMO(Site Management Organization:治験施設支援機関)は治験実施施設(医療機関)と契約し、適正で円滑な治験が実施できるよう、医療機関において煩雑な治験業務を支援する組織です。治験に関わる医師や看護婦、事務局の業務を支援することにより、スタッフの負担を軽減し、治験の品質・スピード向上を支援します。

■CRO とは?
CRO(Contract Research Organization)は、医薬品開発業務受託を行う組織であります。製薬会社等が行う臨床試験の運営に係る各種業務の一部又はほとんど全てを受託しております。

<株式会社メディサイエンスプラニング>
https://www.mpi-cro.co.jp/

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