ダンススタジオのオンラインレッスンの未来

今回は『スタジオのレッスンに”S席”を取り入れられないか?』というテーマでお話していきたいと思います。

こんにちは、Masahiroです。
ブラジル在住で普段は動画編集者として活動しており、Youtubeでストリートダンスのレッスン動画も出したりしています。

実店舗(ダンススタジオ)を経営しているわけではなく、いちダンサーの単純に思い付きレベルですが、ちょっと面白そうで、忘れるのはもったいないと思ったので自分へのメモレベルで書いていきます。

とまぁ前置きはこのぐらいにして、
自分のYoutubeチャンネルの編集も自分でしているのでよく分かるのですが、映像を通して自分の言いたいことを表現するのって、リアルで教えるのとは違った視点や編集を加えてわかりやすく伝える必要があるんですよね。

リアルで教えるときは「観て学べ」スタイルでも通用しますが、動画でそれをやると「いやいや、わからんw」となるでしょう。
初心者の方に向けての動画だとしたらなおさら不親切ですよね。

発信者(インストラクター)の立場からすると、動画で伝えることによって、今まで意識していなかった部分や教え方の幅が広がったりもして。自身の成長にも繋がる。
けど、「背中を観て学んで欲しい」という思いもきっとあると思います。
#僕はコレすごいある

そこでどうにかこれをする術は無いのかなぁ~と思ったときに、劇場や野球の観客席とかにある”S席”を思い出しました。
#イチローのスーパープレー集を観てました

ダンススタジオの発表会でも取り入れているところもあると思いますが、”S席”とはザックリいうと
『通常チケットより少し金額は高めの観やすい席』
です。
ちなみにS席のSは、


特別(Special)または優れた(Superior)の意味で、A級のさらに上位の階級を表す。S級、S席など。


だそうです。

これを普段のダンスレッスンにも取り入れれるんじゃないか?というのが今回のテーマになります。

Sポジから配信する

どういうことかというと、生徒側からするば、レッスンを受ける際
イントラとの距離が近ければ近いほどイントラと自分を比較しやすく、逆に離れていると比較しにくいんですよね。
つまり、ダンススタジオのレッスンにおいてS席ならぬSポジ(Sポジション)はイントラの斜め後ろ45度あたりと定義します。
#真後ろは鏡を介して見比べられないので除きます

人気のイントラであれば、一度のレッスンで20人以上ということもあるので、その場合そのポジションにたどり着けるのは2/20という低確率。
しかも同じレッスン料を支払っているのに。です。

じゃあみんなSポジに行けばいいじゃん。
となりそうですが、もちろんその通りなのは間違いないけど、そのポジションは
・古参の生徒の定位置であったり
・「私なんかが…」と人の目を気にして緊張していきずらかったり

で、その場所のメリットは知っているにも関わらず、
こういった暗黙の了解的な雰囲気や性格的な問題で断念する生徒さんを長年見てきました。
#もちろん上手なイントラはこの辺もうまく対処してますよね

ここで、
じゃあSポジに行きたい人は通常レッスン料+500円とかにしてしまおう!
という手もありますが、この時代もっと有効なのは『動画』かなと。

つまり1/2のSポジからスタジオスタッフが生徒目線で撮影し、オンラインで配信するという手です。
リアルタイムでレッスンを受けれない人のためにアーカイブに残しておけるのもメリットですね。

例えばこれをYouTubeでダンススタジオのチャンネルを作り、プレミアム会員の制度を使って月額500円にしてサブスクとして販売するのも良いでしょう。
アップロードはイントラ1人に付き、月に1度のみだとしても
イントラが10人いれば
月に10本500円でSポジ目線のレッスンをオンラインで受けれる
ことになります。
これって生徒側からしてもめちゃくちゃありがたいと思うし、スタジオやイントラにしてもメリットが大きいんじゃないかと思います。
サブスクの料金は1000円にすればもちろん回収できる金額は倍に増えるし、今後VR,ARの発展を考えれば、VRゴーグルによって、Sポジ視点に立ってレッスンを受けれるようになる。
そうするとこれまで2人しか立てなかったSポジに2人以上、100人、1000人、etc...と多くの人がSポジでレッスンを受けれるようになります。

5Gが始まり6Gの話も既に出ていますが、通信速度がどんどん早くなってきている現在、このような未来はそう遠くないんじゃないかな~と思ってます。

いやー考えだしたらアツくなってしまいましたが、
これってすごくないですか?
W.Sの新しいカタチとしてもなりうるし、国や距離も気にしなくていいのでキャスティングの幅も拡がりますね!

自分はスタジオ経営者でもないし、これを実践して試すこともできないのであくまで思いつきの内容でしかありませんが、
もしこの記事がダンススタジオ経営者さんの目にとまり、ご参考になれば幸いです。
#もし実践して結果が出た際は一報いただけると泣いて喜びます
#そしておめでとうございます

ということで今回は”もし自分がダンススタジオの経営者だったら”という視点で考えてみました。
まだまだ大変なご時世ですが、頑張っていきましょ~!!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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