遅ればせながらアイドルにハマりました。
2021年の冬、出会いは突然やってきました。
でも時はコロナ禍、やることが制限されていた中でそれは必然だったかもしれません。
韓国のアイドルグループにハマりました。
当時はBTSが大流行りで、先にBTSにどハマりした会社の後輩からオススメされるも私はあまり響かず。
緊急事態宣言明けは早々に出社の体制を取った会社だったので、コロナ禍で飲みにも外食もいけない状況で社内でやることと言えばランチタイムのYouTubeくらい。
あー、はいはい。K-POPね。
人気だよねー、みんな同じ顔に見えるんだよね。
と思われる方多数でしょう。私もそうでした。
顔の区別がつかないけど歌もダンスも抜群に上手いアイドル。
K-POP?
BoAとか東方神起、Rain(ピ)は昔聴いてたよ。
そのくらいの認識でした。
後輩に付き合ってBTSも含めいろいろと観始めただけだったのですが、そんな中、私の好みにドンピシャの曲に出会ってしまいます。
Make A Wish / NCT U
サムネの男の子が天野喜孝のイラストみたい…!
曲を聞いたら私の好きな洋楽HIPHOPのようなノリ…!
しかもサムネの子以外もイケメンばかり…!
あれよあれよと曲にも顔にもハマり、とりあえず「NCT U」で検索を始めました。
でとうとう今の推しに遭遇。
90’s Love / NCT U
タイトル通りに90年代のHIPHOPを彷彿とさせる曲、そして衣装。
その曲の冒頭で画面を割ってセンターで出てくる最推しに心を奪われました。
驚異の骨格美。まさに一目惚れ。
それからというもの、最推しをYouTubeで探しまくる日々です。
正直まだその頃は最推しの顔ですら認識できずにいました。
ヘアカラーもメイクも日によって変わるし、ダンスのフォーメーションがコロコロ変わるので、一瞬で見失ってしまいます。
最推し以外を覚えるのがちょっと苦労しました。
しかし気になるのでリサーチを続け、驚くスピードで情報をインプットしていきます。
でようやくNCTのシステムも理解。
NCTとは「Neo Culture Technology」の略で、開放・拡張がコンセプトのグループです。メンバー数やグループ数の制限を持たないという、なかなかぶっ飛んだグループです。
メンバーは23人います。
これ説明すると大体つっこまれます。わかります、わかります。
実際メンバーはまだ増え続け、デビュー待機している子があと3人います。
NCTという母体があり、その中に派生グループが存在します。
うち3つはメンバーが固定です。増え続けているので、今現在固定グループを持たないメンバーもいます。
NCT127
ついて来れるやつだけついて来い。
尖ってて攻めてるが非常におしゃれな楽曲。
NCT DREAM
キラキラで可愛い、爽やかでキャッチー。
ポップでおしゃれな楽曲。
WayV
中華系メンバーで構成、中国語をメインとした楽曲。
127の中国語カバーなんかもある。かっこいい楽曲。
※以上は個人的な感想です。
私が最初に出会ったNCT Uは、NCT全体から楽曲のコンセプトに合うメンバーを選抜するシステムでした。シャッフルユニットのようなイメージです。
当時、男はオラついてなんぼ、どこまでも男らしいに越したことはないと思っていたので、最推しが好みのNCT127ではなく、可愛さ爆発これぞアイドルというコンセプトの、NCT DREAMのメンバーという事実に、ひたすら愕然としたのを覚えています。
嘘だ、カッコ良すぎると一目惚れしたのに…!
そんな先入観から、NCT DREAMの曲はほとんど聴かずNCT127とWayVばかり聴いていました。
ではなぜ絶対ハマらないと思ったNCT DREAMが推しになったか。
「やっぱり私はNCT127かな」と思ってNCTの過去コンテンツを観ていた時、127のメンバーの1人が「NCT DREAMが好き」と発言していて、好きな楽曲として挙げたていたのが、私が先入観から聴かず嫌いしていたものでした。
兄弟グループなのでそう言うよね、と言えばそうなんですが、127が言うならちゃんと聴いてみようと思ったのがきっかけです。
聴いてみたらシンプルに曲が良い。
あれ?よく聞くとすごい良い曲じゃない?
そしてステージパフォーマンスやらダンスプラクティス動画も見始めると嫌でも気づく、10代の爽やかなキラキラ笑顔なのにキレッキレなダンス。
結果、芽生えた母性。
か、かわいい〜〜〜っ😫💕
デビューが2016年で当時の活動は詳しくはありませんが、MVや過去のコンテンツを見まくっていたら最推しがプロのアイドルであるということに気付かされました。職業アイドルとはこれか。
NCT DREAMでキラキラ可愛いとこ見せといて、NCT Uではゴリゴリかっこいいところも見せてくる。表現の振り幅がすごい。
1つで2度美味しい!贅沢!
そのギャップに完全にハマってしまいました。
思えば今までもギャップが激しいキャラクターに惚れ込んで来ました。
汚い野武士かと思ったら実は誠実な王様だったアラゴルン。
天才FBIから囚人になって人間味出てくるアレックス・マホーン。
優しい記憶喪失者が実は凄腕暗殺者だったジェイソン・ボーン。
ギャップ、ギャップ、ギャップ!
ギャップは大事だよ。
とはいえ世界中に大勢のファンを持つ韓国アイドルですから、パフォーマンスのギャップがすごいアイドルは他にもたくさんいます。
ただ、曲の好みがバシッと合ったのはNCTでした。
後から知ったのですが、先述のBoAと東方神起は所属事務所がSMエンターテインメントで、NCTは事務所の後輩に当たります。
それ以外にも、SHINee、EXO、少女時代など、日本でもさすがに名前聞いたことあるねっていうグループを輩出した事務所です。
私はSMの楽曲がすごく好きみたいです。
洋楽ぽくて馴染みやすいです。だからかわかりませんが、歌がおそろしく上手い!
音を外さないとかじゃなく、テクニックって言うんですかね?
高音を操る技術がすごいような気がします。
結果的にSMファミリーも好きになりました。
瞬くスピードでNCTにハマってからというもの、人生で初めての経験をたくさんしました。アイドルのコンサート、FC入会、グッズ購入、新大久保…などなど。
初詣でアイドルの活躍を祈願したの初めてでした。
とても楽しかった2022年。
シズニ(ファンダム名)は若い子が多いので、40代が推してもいいものかと悩んだ時もあります。でもあんまりみんな気にしてないんですかね、いいじゃない、推したって。好きなものは好き。楽しいんだから、の精神です。
実際コンサートには私より年上らしきシズニも多くいらっしゃって勇気もらいました。
「23人もいたら仲良くない人もいるよね」
確かに、人間なのでそういうのもあるかもしれないけど、普段それぞれ活動しているグループが一堂に介してるコンテンツを見るとメンバーが本当に楽しそうで、見ていると元気もらえます。
こことここが絡んでるー!ていう見方ができるのも楽しい。
今はNCT DREAMのメンバーも全員20代になったので、デビュー当時の映像と今を見比べると声が低くなり身体も大きくなっていたりと成長してますが、相変わらずポップで可愛い楽曲が多いです。メンバーの可愛さも健在!
韓国アイドルあるあるだと思うのですが、メンバー全員でワイワイしている感じもあと数年なのかな、と思うと余計に応援したくなる。
ただ前向きに見ると、その時に少しでも寂しさを感じさせないようにするための拡張コンセプトもあるかもしれないですね!
NCT DREAMは2月に日本デビューしたので、今後日本の音楽番組にも出ることあるでしょう。
目にする機会が増えると思うと本当に楽しみです。
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