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旅行で便利な財布の軽量化

観光地に限らず旅行中の荷物は最小限にした方が良いと思っている。落としたりすられたりのトラブルを減らすためにも、持ち歩く荷物を減らした方が良い。そうやって軽量化していくと、身動きがしやすく長距離を歩いても疲労が溜まりにくくなる効果もある。軽量化した分をその分をカメラに回すなどして、自分の楽しみを増やすと良いと思う。

そう考えていくと、普段遣いの財布とは別の財布を用意しておく方が良いだろう。特に海外では日本円も使わないし、ポイントカードなどの財布の中身も使えない。普段遣いの財布をそもそも旅行に持っていかないか、ホテルに預けておく。

昨日こんな記事を書いた。一番シンプルな現金とクレジットカードの持ち歩き方法は、ジッパー付きのポリ袋でいい。しかし、多少の綺麗な格好で旅行を楽しみたいときには、他人の視線が気になるかもしれない。

さて、以前はお札と小銭が入る折りたたみ財布を使っていた。特に大きな不満もないが、身につけているものを少なく見せることは、けっこう大切なことだと感じるようになった。そこで、海外に行くたびにいくつか試してみて、行き先と現地の状況に応じて次のものに行き着いた。

モンベル トレールワレット
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1133248

ASUMEDERU ノブレッサ ポケット財布
https://www.erina-asumederu.com/fs/onfleek/all/14E-3801

モンベルのトレールワレットは、三つ折りタイプの財布だ。登山用品メーカーだけあって、ナイロン製のため15gと軽量で丈夫だ。コインも100円玉で20枚程度は入る。カードポケットが3つあってそれぞれ2枚ずつ入り、合計6枚は確実に入る。旅行でそこまで持ち歩かないが、カードブランド(VISAやMastercardなど)が違うものを予備で2枚程度は用意しているから、それを入れておける。

三つ折り財布のため、お札が変に3つ折りになるのは気持ち悪くもあるが、お金は所詮お金だから気にしないことにする。大判のレシート(幅80mm)も問題なく入れられる。

一方で、ASUMEDERUのノブレッサ ポケット財布は、革製で高級感があり、カードが複数枚入ってお札と小銭が入れられるものの中では、最も薄くて造りに工夫があった。特に工夫されていたのが、小銭入れのジッパー。普通の細長い引き手が多い中で、丸いタイプになっている。この製品は立ってしまっても突き出さない。コインは10枚程度なら入る。これまで使っていて入らなかったことはない。お札は二つ折りで、ユーロ札などの高さのあるものでも問題なく入った。幅80mmのレシートも入る。

ただし、クレジットカードを3枚入れてお札を数枚入れた上でコインをいれると、ぷっくりと膨れて、思ったよりも小さく感じない。小銭入れ付き二つ折り財布を使うよりは小さいが。

財布っぽさが必要なときは、ノブレッサポケット財布で、それ以外ならトレールワレット。それほど大きな違いはないが、元値が安いこともトレールワレットの方をよく使っている。完全に好みと直感の世界だと思う。

実はここに行き着くまでに、マネークリップも使ったことがある。素のままポケットに入れたことも。現地人っぽく(?)て格好良いかもしれないと思って。しかし最近、欧米ではほとんど現金を使う機会がなく、1週間滞在で1回も使わないこともある。それでももしものために現金を持ち歩くから、鞄やポケットの中でお札やレシートが地味に端が折れたり、汗でしわしわになるのが嫌だった。それに、受け取ったコインをポケットに直接入れていると邪魔になった。そんな訳で、使わなくなってしまった。

実際のところ、前述のように、チャック付きポリ袋で持ち歩くのでも良いのかもしれない。落としてもすられても、被害を最小限に留められるから。

しかし実際にやってみると、チャックを開いたり閉じたりに力とコツが要り(強く引きすぎると口が破れて悲惨なことになる)、小銭を出すのが手間になる(ザザーッと出さないといけない)。そのため、落ち着かない場所で開けるのは少々気になる。そう言った訳で、非常時の控えとして使うに留まっている。ちなみに、現地通貨の現金を少しだけとクレジットカード1枚を入れて、鞄やポケットの別のところに入れてある。

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