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【No.12:キンモクセイ】


花の名前

「Osmanthus(オスマンサス)」・・・イギリス名(英語)
「キンモクセイ(金木犀)」・・・日本名
別名:桂花(ケイカ)木犀花(モクセイカ)丹桂(タンカ)金桂(キンカ)

誕生花日付

10/02
10/06
(サイトによって異なるため確実ではない)

花言葉

「謙遜」「気高い人」「真実」「陶酔」「初恋」
「隠世・幽世(カクリヨ)」

ことば

外を歩いていて、ふわっとした甘くて優しい香りを感じたら
秋が訪れたことに気づく。
そしてどこか懐かしく感じる
キンモクセイの忘れられないその香りは、
「初恋」「陶酔」って花言葉が良く似合う。

とう‐すい〔タウ‐〕【陶酔】
[名](スル)
気持ちよく酔うこと。「美酒に陶酔する」
心を奪われてうっとりすること。「名演技に陶酔する」

コトバンク より

かくり‐よ【隠世】
〘名〙 死んだ人の行く世。あの世。よみの国。⇔現世(うつしよ)

コトバンク より

また、キンモクセイが持つ「隠世・幽世」の花言葉の意味を知り
思い出したのは
私がDisney / PIXAR の中で1番好きな作品 ”リメンバー・ミー”。

Disney/PIXAR より

この下のオレンジの花はキンモクセイなんじゃないかと思ったのだけれど、
違った。笑
”リメンバー・ミー”で登場する花はマリーゴールドらしい。
でも、キンモクセイも合うよね、、?

そんな人々を魅了する花、キンモクセイを
私がもし誰かに贈るとしたら、
すっごく真面目で心が温かいあの人。
その人のお部屋に1度泊まらせてもらったことがあって、
その時に感じた温もりが忘れられない。
朝の日の光が入った木造の部屋で
パソコンに向かって作業するその人の背中を寝転がりながら
ぼんやりと眺めているだけで
なんだか落ち着くし、居心地が良かった。
たぶんそれは、人々に安らぎとか温もりを与えるその人らしさ全開の部屋だったからだと思う。
その人は私が心から尊敬している人。
初めて話した時、こんなに私の話を聴いてくれる人がいるんだって思った。
そして、いつも温かい言葉をくれた。
いつも背中を押してくれた。
たぶんそれは私だけじゃなくて、ほんとに多くの人が
その人から言葉や温もりを受け取った経験があると思う。
そんなその人がもつたくさんの素敵なところ。
それは、その人がもともと持っていたものだけではないと思う。
今までたくさんの辛いことや苦しいことを経験したからこそ
身について、磨かれていったものもあるんじゃないかな。
真面目で、自分のことよりも誰かのことを優先するその人を見ていると、
どこか私と重なるところがあるような気がした。
たくさんの人から慕われているその人は
誰かのために一生懸命になりすぎていて、無理をしているんじゃないかな、大丈夫かなって心配になることがある。
だから、ちゃんと息を抜いて心から安心できる場所やそうさせてくれる人が
近くにいますように。
そして、その人が私にたくさんの温かさをくれたように
私もいつかその人に温かいなにかを贈れますように。
そんな想いを込めて、尊敬するあの人にキンモクセイを。


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