"逃亡日記" 第40夜 『Dialogue with Joseph Beuys/ヨーゼフボイスとの対話』
ヨーゼフボイスは難解だ。何回みても、わかるような…やっぱわかんない…を繰り返す。
でもボイス先生の素敵なところは、"何回でも来い‼︎"って両手を広げてくれるとこ。
なので、今回も"胸を借りに"行ってきた。
今回の展示は、ボイス先生(なんか気に入った)の作品とともに、6人の存命アーティストがボイスからの『問い』に答えた作品が並んでる。
難しく考えないで。ただそこにあるものをみるだけでいい。
【カプリバッテリー💡🍋】
入ってすぐに、みんな大好き『レモン電球』…このディスプレイかわいくないですか?
ブラスのガラスケースにちょこんと作品。きらきらと光が壁にも床にも。
【とろーり蜂蜜🍯】
レモンときたら蜂蜜…ではなくて、蜂蜜はボイス先生のキーアイテムでもある。
これはアーティストからの"回答"のひとつ。
中身は本物の蜂蜜80kg。確かにとろーりテクスチャがあやしく光っている。
【3つのヴィトリーヌ】
右手の部屋、奥にはボイス先生のショーケース(ヴィトリーヌというらしい)が3つ。中のものには全部名前がついている。
何が入ってるのかな…とのぞくのも楽しい。
どう見てもかじりかけの板チョコっぽい作品があって、暑いから溶けないか心配になった🫠
【アーティストからの回答】
ボイス先生からの問いかけに、アーティストたちが答えた作品は、写真だったり映像だったり体験(!)だったり…
ボイス先生は、こどもだって大歓迎してくれる。
現代アートの前では大人もこどももおんなじなので、たまには『訳知り顔の大人』を外して、一緒の目線でみるのは最高に楽しそう。(ぜひ並んで"がたんごとん"を体験してみて!)
こじんまりしてて、無料なので。
1人静かに解説を読み込むもよし、誰かと一緒に楽しむもよし。
きっとボイス先生のことが、ちょっと好きになる。
『ヨーゼフボイスとの対話』
GYRE GALLERY表参道にて 2024/7/17-9/24
読んでくださってありがとう🌟ぽちぽち書いていきますね。