メンタルブレイクしているときにしかできないこと。20230910

 9月頭から中頃にかけての段々と気温が下がり始める時期に、毎年鬱というか所謂「抑うつ状態」になる。よくある自分の言動を内省した先に生じる自己嫌悪とかではなく、本当に理由がなくセロトニンが足りていない鬱状態。中2くらいから毎年この時期になるとこれが訪れるので、そして今のところ対症療法は未だ見つかっていないので、対処法は「不意打ちで死なないようにある程度この時期には身構えておく」くらいしか思いついてない。あとは「いざメンタルが死んだらそのときにしかできないことを準備しておく」くらい。

 ただ、ここ2,3年はメンタルが落ち込むことに対して抵抗感を覚えることはなく、寧ろ楽しむというライフハックを覚えたので(逆にメンタルを落としにいくことすらある)今までより抵抗は減った。「病む」∧「楽しむ」がφになるとは限らない。

 楽しむ方法のうちの一つに「鬱系の作品をみる」が挙げられる。アニメ然り漫画然り、作品を楽しむためにみていたのに知らないうちに何とも言えないもやもやというか何かが残る作品ってのは一定数存在する。病んでるときに病んでる作品を見ることで共感度が爆上がりし世界観により没入できる。病んでるときは基本他のことに意識を向けることと能動的な行動ができないので、受動的なコンテンツにはこと集中できる。そして一度何かにしっかりと集中できればなんとなく漠然とした鬱も理由ありきの鬱もだいたいどっか行くことが多い。根本が解決していない以上それが繰り返しになるんだけどね。

 という訳で病んでるときに読みたい小説をいくつか漁ってきた。

 とりあえず「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」と(タイトル見たときめっちゃ「運命相克編のセリーナぢゃん!!!!!!!って思ったシャドバ脳」)「ボトルネック」と「人間失格」を買った。教養として「人間失格」は読んでおきたかったので今はそれを読んでいる。「隣の家の少女」も読んでみたいが、これは原文で読みたい。英語の学習も兼ねて。原文の小説ってどこで売ってるんだ?

 積読が少しづつ増えていく気配がする。パック剥く直前のあの瞬間が面白いのと一緒で、謎の恋愛駆け引きをしているときと一緒で、書店で本を吟味している瞬間が一番おもろいのかもしれない。夏休み終わるまでには読み切りたいが、「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」はメンタルが終わってるときに読みたいので夏休み中に一度メンタルをぶっ壊さないといけない。

 

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