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日々に詠む 五・七・五・七・七の音

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短歌で日常と想いをふりかえります。ゆる~く続けていく所存。
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#ことば

白い雲そびえる空の高さやいかに|短歌

わたしのね 血液はさワインでさ 出来てる だから きっと美味しい 幸せを噛みしめたいと探るけど 溶ける触感 口内迷子 フィーリング タイミング且つハプニング 何が起こるかサーカスの果て 物語 ゼロ歳序章で終章は 見えているけど今は何章 押し込めた 怒り感情どこへ行く いつか帰ってくるのだろうか 抱き締めた顔を見つめて安心し それでも頭をもたげる不安 決めたこと 時の流れはやすやすと 変えていくのか規則もなしに あなたにさ 言いたいことが あるのにさ 聞く耳遥か天

絶妙な声掛け今はかなしくてそうとも言えぬ明けない夕べ|今週の短歌

夢の中 語りかけるその瞳 もう会えないから脳裏に刻んだ ぐらぐらと世界が揺らぐ午後8時 揺さぶられるは脳か心か 省みて もしもと考え後悔し それでも進む時が不安で この時期のタブーの言葉はあいまいで 頭痛がするとも言えない日には 優しさが痛くてつらくさみしくて ひとつの差別と思う贅沢 人はなぜ自分を優位に語るのか 選ばれしはみなそれぞれなのに 人信じ 肯定否定いずれつく? 終わりが見えてからしか判らぬ 愛してる 気持ちの裏は憎しみで 妬み嫉みが目覚めたケモノ