マガジンのカバー画像

日々に詠む 五・七・五・七・七の音

21
短歌で日常と想いをふりかえります。ゆる~く続けていく所存。
運営しているクリエイター

#挑戦中

徒然をつらつら綴り手放した 〜今週の短歌〜

今週はなかなか忙しない1週間だったような気がする。 もう年末だからね、皆さん風邪には気をつけて。 年末は帰るのですかときくあなた 帰らなければ一緒にいれるの? 酔っ払い つないだ指と手幻か 素面では寄り添うこともできずに もう終わる今年は光陰矢の如し 来る年への期待はいかに 終わりにしよう 告げられない声もそのはずで そもそも始まっていなかったんだ 駆け引きなんてできないの あなた見て輝く顔と寄り添いたい心

秋風の冷たさしみる懐にまだ早すぎるカイロなあなた ~今週の短歌~

 日曜日、バタバタと遊びに遊んでいて、投稿できずだったので月曜日投稿。  さて、今週の短歌を。 逢いたいと 願う時間が愛しくて いざ逢ってみると 倦んでしまうの 連日の 会議をこなしながら飲む 珈琲ゆるりと 苦くなるよう 長雨が 続いて靄のかかる思考 まるで微睡み 覚めやらぬまま ごゆるりと 仮面の笑顔とご挨拶 笑んで会釈し 後ずさる 逢いたいと 望むときほど逢えなくて だから焦がれる これは幻 あなた待つ 華の笑顔が見たくてと 言葉にはせぬ