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ハートコーチ Moe Jackson

第124号(2023年9月13日)
現役薬剤師キャリアカウンセラー・自己理解教育家の伊藤由香里さん(いとちゃん)からバトンを受けとりました、小倉の長谷川治秀(はせにゃん♪,ルヴェール長谷川,Hat,真,最近ではモウ・ジャクソン)です。

ハートコーチへの道

かれこれ15年前の話です。私はひとりもがいていました。安定した組織から放り出されてしまい、覚悟も準備もないまま、意地だけで始めたひとりトラベルエージェント。目的地も定まらないまま超低空飛行を続け、残された燃料もあと僅か。何よりも機長である私が、エネルギーがスカスカの心神喪失状態であり、緊急着陸ポイントすら見失っていました。
その当時の私は、図書館や本屋に行って、精神世界と自己啓発系のコーナーを徘徊していました。心のベクトルが内へ内へと向かっていました。外側の辛く厳しい現実に耐えられず「心のバランス」を保つため?いや簡単に言えば現実逃避です。そんな状況下で手にした魂の一冊。

今はもう絶版となっています


アマゾンのデータベースには、次のようにあります。キーワードは、「賢く生きたか」「心から愛したか」「十分に尽くしたか」。ローマの神父、ハワイのサーファー、そしてニューヨークのCEOを旅して、ジャック(主人公)が手にした運命のギフトとは?全米ベストセラー作家ロビン・シャーマが初めてつづる物語、ついに邦訳。
私は特に、ハワイのサーファー Moe Jackson(モウ・ジャクソン)の生き様や考え方に惹かれたのです。彼はジャックとの最初の出会いで、自分のことを『ハートコーチ』と言っていました。当時の私は、20年間に渡り身につけていた見せかけの「鎧」もズタズタで、家族に見放され、笑顔も引きつり、口に出す言葉はネガティブばかり。よく耳にする自己肯定感や自己効力感。「何なんそれ?」といった鬱々とした日々を送っていました。それでも今思うと、ネガティブ・ケイパビリティが高かったのか、不思議と自暴自棄にはならず、勝手に自らのセルフイメージをハートコーチと定め、人前で恥ずかしげもなく名乗り、名刺のタイトルにまで印刷していました。

あれからほぼ15年経ちますが、最新の名刺はこちらです。

この名刺を手にしている人はツイてる!


後日、訳者の中野裕弓(ロミ)さんとお会いした際、この本に感動し影響を受けたこと、そして自らをハートコーチと名乗っていることを伝えると、とても喜んで頂きました。
そして今般、実は登録していたことすら忘れていたのですが、ブックオフオンラインから「ご登録商品が入荷しました」メールが届き、再びこの懐かしい本を手にすることになったのです。

元祖「ハートコーチ」モウ・ジャクソンの言葉

・幸せはたどりつく場所じゃない。自分で作り出す心のあり方だと思うんだ。
・心の内側を見つめるんだ。内面世界がよりきれいに整ってくれば、外面世界はそれだけ美しさを増すはずだ。
・愛を土台として、人生を生きることだ。
・人は誰でも闇に耐えなければならない。でも、闇には必ず終わりが来て、必ず光が戻ってくる。
・学び、行動し、そしてただ在るだけ。それが人生を知る人のやり方だ。
・人生をコントロールしようとするのをやめて、人生をもっと好奇心をもって知ろうとすること。
・ほんと言うとぼくは、痛みや挫折は人生を次のレベルに押し上げるために与えられるものだと思ってるんだ。
(以上、ほんの一部を抜粋)

Moe Jackson

やるかやらないか、そういう時代です。

宇宙は思いやりに満ちた場所なんだから、どんな出来事にも最善の結果が待っているはずだ。きみの運命は予定通りに展開していく。とりあえず今という時を楽しむことだ。思う存分に生きるんだよ。まがいものではない人生を生きるんだよ。喜びを感じながらね。心の奥から望んでいる(コアな願い)をそのまま生きればいい。人生は必ずどうにかなるんだから。

どん底で出会った、ハートコーチであるモウ・ジャクソン。あの頃から現在に至るまで、私は彼の教えを伝承し、自らも実践していることに気づきます。ここ数年は、私のキャリアコンサルティング提供に色濃く出ています。

「賢く生きたか」「心から愛したか」そして・・・
目の前のクライアントに「十分に尽くしたか」

次週は新潟の長谷川アニキにバトンをお渡しします。





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