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生い立ちが社風となるホンダとヤマハ(録画有り)

序章と結論

オートバイ生産台数永遠の世界1,2位コンビ
ホンダとヤマハ。

静岡県で誕生した両社とも
生い立ちは違い、その違いが両者の違いとなっています。

簡単に説明させていただきます。

戦後の混乱から生まれたホンダ

戦前より技術者として名が知れた、ホンダ創業者の本田宗一郎さん。
彼が戦前に設立したアート商会や東海精機は今も継続していますね。

そんな本田宗一郎さんも戦後しばらくは遊んで暮らす毎日。

遊び人の本田さんが始めた仕事は
戦後復興で、満足な足も無い時に作った
いわゆるバタバタという、自転車にエンジンをつけた乗り物。

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やがて、自転車のフレームでは限界が見え始め
専用設計されたフレームで
1958年に発売されたオートバイが、いわゆる「カブ」

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そのカブは世界中で記録的に売れホンダの屋台骨を支える事になります。
何と1億台以上売れたと言われてます。

ピアノ製造を源流とするヤマハ発動機

ヤマハの生い立ちは
明治時代に山葉寅楠が小学校のオルガン修理をきっかけに
オルガン製造で創業を始めたのがスタートです。

そしてピアノ製造シェアは世界トップです。

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そして今、ヤマハは
オーディオ
楽器、電子楽器、スポーツ用品など
文化をお金に換える企業と言っても良いかも知れませんね。

それは、ヤマハから分離独立したヤマハ発動機についても同様
文化を売る会社と言って良いかも知れません。

ホンダの社風

ホンダは戦後の混乱期に生まれた会社
そして、物資不足する中で出来る事を選択して
そこに集中し、会社を伸ばしていきました。
選択と集中
を象徴する会社。

オートバイやF1に見られるホンダのパワー主義も
パワーを選択し集中していった結果かもしれませんね。

そしてホンダは、電気自動車とロケットに注力していくとのアナウンス。
ここにも
選択と集中
という、ホンダのDNAが出てきたと見てます。

人と共にあるヤマハ

ヤマハの生い立ちをみたら
人間の文化に寄り添ってきてる事が分かりますね。

ピアノも100年以上継続販売し
今や、世界一のピアノメーカー。

オートバイレースでも、パワーのホンダに対して
ヤマハは、いかに乗りやすいかという点に集中して開発を進めています。

バイクレースの最高峰で
ホンダは、マルケスしか乗りこなせないバイクをつくり
強さを発揮しますが
ヤマハは、誰もが乗りこなせるバイクを作ります。

継続販売で万人にやさしい製品を作るヤマハ

これがヤマハ最大の特徴かも知れませんね。
そしてホンダとヤマハ、最大の違いです。

キャスでもやってます

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