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APEX初心者さん向け|遮蔽物の立ち回りと視点移動に頼りすぎないAIM

どうも、Luxです。APEXもついに新シーズンということで、結構大きな変更が入ることになりましたね。新シーズンについては少しプレイしてみてから、まとめ記事を出すかもしれません。

ここのところ、プロから初心者の方までいろいろな動画を見たのですが、AIMの仕方に大きな差があるなと感じたのが、視点移動についてでした。

視点移動に加えて、「顔を出しすぎ」「ダウンするまで撃ち合ってしまう」というのは初心者さんの大きな課題です。

今回は「なぜ」顔を出しすぎるのか、「どうして」近距離の撃ち合いで弾が当たらないことがあるのか。なんとなく個人的な考察をしてみたので書いていこうと思います。

前回記事

顔を出しすぎる撃ち合い

初心者さん同士の撃ち合いによくあるのが、
どちらかが倒れるまでずっと顔を出したまま撃ち合う
ということ。

隠れない・回復しない
これは目の前の敵以外にも”漁夫という敵”が存在するバトロワゲームにとって致命的なことです。

よって、撃ち合いというのは
その途中で漁夫が来たとしても対処できるような余力を残しておく
ことが重要なのです。

”余力=体力であり物資”でもあります。戦闘に勝ってもすぐに漁夫に倒されるという人は、目の前の戦闘に全力を使いすぎてその後の戦闘のことを考えられていないということです。

一応注意しないといけないのは、”余力を残す=温存”では決して無いということ。バッテリーがもったいないから使わない、で目の前の敵に負けるのは本末転倒すぎます。

ダメージをなるべく喰らわずに目の前の敵を倒す方法を考える
これが最良の次の敵に対する準備となります。

ようやく最初の話に戻りますが、
ダメージを喰らわない撃ち合い
=顔を出しすぎない

ということです。

なぜ顔を出しすぎるのか

顔を出しすぎる撃ち合いをするという点では共通しているのですが、ゲームを始めたばかりの初心者さんと、ゴールド・プラチナ辺りでスタックしている人では多少理由が違います。

・操作に慣れていなくて移動と射撃を同時に出来ない
・遮蔽物の強さを知らない
これがまだバトロワ歴の浅い人によくある理由。

・熱くなってつい前に出てしまう
・一回の戦闘で敵を倒しきりたい
これはゴルプラの人によく見られる戦闘。

どちらにしても
目の前の敵や操作に集中しすぎて
周辺の情報や今後の動きについて考えられていない

という点では共通しています。

一回の撃ち合いで戦闘を終わらせようとしても、
実は味方の援護は無く敵チームは3人が集まりつつあったとか
漁夫部隊が近づいてきていて両チームとも漁夫されて終わったりとか

実際に1回の撃ち合いで終わるようなことはほとんどありません。というか本来は撃ち”合い”になっている時点でダメな場合が多いんですが、その辺は過去記事にもありますので割愛。

とにかく、自分がどういう状況で撃ち合いをしているのかを把握出来ていないというのが大きいです。例えば、敵が残り1人で味方が2人、漁夫部隊も周辺にいないのなら多少無理な撃ち合いをしてもいいでしょう。

これらは戦闘経験というか、立ち回りの理解の部分が大きいところです。

1,立ち回りの考え方・ミクロとマクロの対処について学ぶ
2,実戦で慌てている状況でも1が出来るように経験を積む
という流れが必要になります。

顔を出した上に弾を外す理由

先に結論だけ言うと、射撃訓練場での雑な練習が原因の一つだと考えています。

射撃訓練場関係の記事でいつも書いていますが、ダミーを相手に棒立ちで撃ったり、”想定”をしない練習をしている人が多すぎるということです。

棒立ちで撃つ練習をしている人がどうやって弾を当てるかと言えば簡単です。「視点移動」のみで撃っているということ。

ここで言う視点移動というのは、キーマウならマウス・PADなら右スティックです。

特にFPSゲーム経験がAPEXのみの人に多くなる傾向がありますが、所謂「置きAIM」系の撃ち方が出来ない人が多いです。

練習をしていないから慣れていない「移動撃ち」をしようとしてしまって外しているという点
置いておけば当たった相手に自分からズラして外してしまうという点
この2点が近距離の撃ち合いの弱さにつながっています。

どちらかと言うと大きいのは顔を出したときに、不必要に視点移動をしてしまって弾を外しているということです。

顔を出した後不必要に視点を動かす

単発系での近距離戦では特に「視点移動しすぎる」ということが起きやすいため、絶対に練習しておきましょう。

遮蔽物を利用した置きAIM

まずは視点移動だけで当てる練習、そして顔を出しながら特定の位置を狙う練習、この2つをマスターしましょう。

これはPADの人のほうが得意なジャンルですが、視点移動を一切無くして弾を当てる練習です。

次に、遮蔽物から飛び出した時に特定の場所を狙う練習です。

遮蔽物から顔を出す時に、一番敵がいる可能性の高い場所を予め狙っておけば勝率が上がります。

敵が前にいるのに横を向きながら遮蔽物から出ていく人はいないので、無意識にある程度はやっている技術です。これをより精度高くやるための練習ということになります。

変な方向を向いて顔を出すと修正に時間がかかる

AIMの精度というよりは、
遮蔽物に隠れている間に敵がいそうな場所に
「移動後にAIMが合わさるように」事前に準備をする

空間把握能力と予測が必要になります。

もう少し簡単なのは単純な置きAIMです。
敵よりも先に顔を出して敵が出てくるところを待ってればいいだけです。

ここで余計な視点移動をして外している人が多いという話を最初にしましたね。しっかりと練習しておきましょう。

遮蔽物で勝つための立ち回り

近距離でお互いに遮蔽物がある状況を考えてみましょう。
遮蔽物に隠れる・顔を出すという2択が自分と敵にあるわけです。

自分がずっと顔を出している場合
敵にとっては1択になり、自分はいつ敵が顔を出すか考えていなくてはなりません。

遮蔽物に隠れている状況の場合
顔を出した時に敵がいれば撃つ・いなければ下がるかグレを投げる
という選択が取れます。

そして、近距離での遮蔽物どうしの戦いの場合には、そう大きくは移動できません。ということは、敵が顔を出すのは遮蔽物の横という限定された場所になるわけです。

これを考えると、先に顔を出すというのも有利な条件になることがあります。”顔を出し続ける”のと大きく違う点です。

先に顔を出していれば、敵が顔を出すまでそこに構えていればいいということになりますからね。

顔を出して少し待つ、また下がる、顔を出して敵が狙っていたらすぐに下がる、敵が下がったらまた顔を出してみる…
というような流れが近距離の遮蔽物での駆け引きです。

焦れた相手やそもそもあまり遮蔽物を使うのが上手くない相手から、ミスを引き出して容易に勝つことが出来るようになるはずです。


前回記事はキャラコンの技術的に初心者さんには少しむずかしい内容でしたが、今回は久しぶりに小難しい系の記事でした。

ゲーム経験を積まないと理解し辛い部分もあるので、初心者さんはこんなこともあるんだなと頭の片隅にでも置いておけばいいと思います。

アプデで射撃訓練場のBOTが多少動くようになったのでさっそく記事に使ってみましたが、練習という点を考えるともうちょっと動きを細かく制御できるようなパラメータがほしいと思ってしまいます。

全く動かないBOTから比べれば大きな進歩なので、是非練習に組み込んでみましょう。

的=ジップライン速度、BOT=ランダム移動

BOTのランダム移動はミラーリングの練習には良さそうです。

大きく変わったレジェンドシステムでランクメタがどんな感じに変化するのか楽しみです。


自分では理解できない立ち回りの説明や、どうやって行動すべきだったのかという指摘など、上達のための近道をコーチングでお手伝いしています。
是非一度ご相談ください。

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