ALGS NAで気になった事をまとめてみた#1
どうも、Luxです。各地でのALGSが終わり、グループステージのメンバーが確定しましたね。どんな大会になるのか今から楽しみです。
今回、NAの上位勢はメンバーはあまり変わらないものの、結構順位がもつれている印象でした。傭兵が入って圧倒的な強さを見せつけたESA、安定のNRGといった感じですが、TSMが少し低迷している感じです。
HALが配信でも言っていたりしましたが、”IGLがいまいちうまく行かない”、”いつも通りだと思うが原因がわからない”。
今大会では競技シーン初のストームポイントがマップに含まれています。新マップとの相性なのか、メタの変化なのか、どういった点が各チームに影響を与えたのか、難しいところですね。
TSMがメタに適応できていないのか、他チームが急に強くなったのか、ただの安地運だったのか、TSMファンボとしてはモヤモヤするのでちょっと調べてみようと思います。
最終リング位置を調べてみた
大躍進のESA、安定のNRG、そしてTSMが今大会でどんなリング状況だったのかを調べてみました。
Day1 B・Cグループ
ランドマークまとめ
NRG:WE中継基地・SPチェックポイント
ESA:WEラバシティ・SPザ・ミル
(World'sEdge、StormPoint)
Game1(SP) ESA:6位 NRG:18位
Game2(SP) ESA:1位 NRG:13位
Game3(SP) ESA:1位 NRG:5位
Game4(WE) ESA:1位 NRG:9位
Game5(WE) ESA:1位 NRG:4位
Game6(WE) ESA:3位 NRG:2位
まとめ
出だしからびっくりなESAの大躍進。6,1,1,1,1,3という圧倒的な滑り出しを見せました。ミルからだと寄りづらい北東側リングでも勝利しているという点が大きいでしょう。
ヴァルキリーで最終リング内の強ポジを取る動きがうまいと感じました。また、有利なポジションを取った際にそのまま勝ち切る立ち回りがしっかりしています。
Day2 A・Dグループ
ランドマークまとめ
TSM:WEフラグメントイースト・SPアンテナ
(World'sEdge、StormPoint)
Game1(SP) TSM:3位
Game2(SP) TSM:9位
Game3(SP) TSM:4位
Game4(WE) TSM:3位
Game5(WE) TSM:10位
Game6(WE) TSM:7位
まとめ
3,9,4,3,10,7という結果。上位には残るけど勝ちきれていないという感じです。特にGame3・Game5では、自ランドマークに近い最終リングのゲームで勝ちきれなかったのが痛いところかもしれません。
試合を投げているという動きでは無いですが、最後の移動時にどうしても他部隊から撃たれるようなルートや位置になってしまっている印象でした。
総評
自分でプレイしていても思うのですが、リング収縮のアルゴリズムが変わったのか、以前よりも変な寄り方をするリングが増えたような印象も受けます。
一定方向に収縮せずに急に収縮方向が変わったり、やけに隙間が空いていたりします。
こういった点でIGLのプレイヤーやコーチも苦労しているのかな、と思いました。最終収縮前に建物を取った時、最終リングで入っているかどうかが競技シーンではかなり重要になるからです。
TSMはあまり良い位置を取れておらず、移動時にやられている印象を受けました。
今回はALGS NAの初戦をESA・NRG・TSMに注目してまとめてみました。全体的に見て、ESAは運だけでなくリング関係の立ち回りがとても良かった印象で、TSMは移動がうまくいっていない印象でした。
全日程分はつくらないと思いますが、プレイオフまでには#2以降も書こうと思っています。
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