My Top Songs 2023 その4

21.『悪党の詩』D.O
練馬のクルー、練マザファッカーのD.O。
彼の喋りが面白くてですね。YouTubeで対談してたりすると全部見ちゃうんですよ。
特に、NZAこと芸人の永野と話しているものはとても良かった。NZAが良かったというのもあるんですけどね。私、NZAが誰かと対談してても見ちゃうんで。もはやどっち目当てだって話なんですけど。
その延長線で久しぶりに聞いてみたって感じ。

22.『恋をこえろ(Live from《ドレスコーズの味園ユニバース》) 』ドレスコーズ
何回出てくるんだという話だし、『恋をこえろ』に関しては完全に毛皮のマリーズの音源の方がいい。

23.『ポラリス(C3 mix)』Base Ball Bear
Base Ball Bear。今でも1番聴くのは『ポラリス』。この曲はわりかし新しい曲で、といっても何年も経つんだけど。Base Ball Bearは元々4人組のバンドで、その当時の中でもいろんなフェーズがあった。それが、3人組になり、その3人組になってからも…。この曲は3人組になってから1枚目、とかではなく、3人になってから少ししてからのもの。最初は4曲入りのEPでリリースされた。
この曲は3ピースでやっていくという覚悟が込もっているというか、リリース時既にそれなりのキャリアのあるバンドだったけれど、明らかに代表曲と言って刺しつかえのないものだった。
歌詞も3にまつわるものばかりで面白い。
そもそもポラリスは“三”重連星。
その他にも
“三枚起請”“三毛猫”“三尺玉”“グーチョキパー”等々。
私それまで沢山好きなBase Ball Bearの曲はたくさんあったけれど、『ポラリス』はその中でも特別なものになった。

24.『The Weekend - Funk Wav Remix』SZA,Calvin Harris
えぇと。Lizzoの曲にSZAがリミックスで参加して、それを機にSZAブームが再度訪れた感じですね。
SZAと言えば2017年リリースのアルバム『Ctrl』が有名。トラヴィススコットやらケンドリックラマーといった豪華客演も魅力だったけれど、私はこの『The Weekend』が好き。特にこのリミックスは当時カルヴィンハリスがやっていた『Funk Wav』シリーズ。彼は『Funk Wav Bounces vol.1』というファンクやディスコに全振りした傑作を同年2017年に出していた。そのムードを色濃く持っているのがこのバージョンということだ。
歌詞世界がすごくて、ようは不倫の歌なんだけど、されている側で。平日はあなたの男だけど、週末(weekend)は私の男、って。つまるところ、ポリアモリーである。ポリアモリーとは合意の上で浮気や不倫にあたるような行動をとること(ざっくり)。
ある種のサイドチックでもある気はするんだけど。でも、強いのよ。SZA自身この曲の語り手はこの関係性の中で強くなるというようなことを言っていた(気がする)。
どんなファンク、ディスコだよとも思うけどめっちゃ良い。

25.『スマイルあげない』ano
anoことあのちゃん。
私は所属していたアイドルグループゆるめるモ!の終盤に知った。ゆるめるモ!のCDジャケットがスクリーマデリカやトーキングヘッズのオマージュで面白く思ったのと、深夜番組『ほぼほぼ』で南海キャンディーズ山里さんと面白く絡んでたから。あとはゴッドタンに出ていたから。
時系列的にはゴッドタン→ほぼほぼ→ジャケ写という感じだと思う。
(調べてみたらゴッドタンは2016年。スクリーマデリカオマージュは2017年だった)
ゆるめるモ!はスクリーマデリカのオマージュ『ディスコサイケデリカ』くらいしか聴いていないけど。
あのちゃんは声のキーなどで好き嫌いがぱっくり分かれるけど、私は比較的好印象を持ってる。フツーに面白いし。あのちゃんのヒットソングといえばチェーンソーマンの人気と合わせて知れ渡った『ちゅ、多様性』だけれど、私はこっちの方が好き。

26.『I LIKE』奇妙礼太郎
奇妙礼太郎には、鍵盤があいます。奇妙礼太郎の声から出る雰囲気ってほんとに唯一無二よね。多幸感を含んでる。

27.『Jump the Line - remix』Pigbag
これは『パパのニュービッグバッグ』の次の曲だから再生数が増えただけで思い入れがあんまりないですね。

28.『序曲(Live from《ドレスコーズの味園ユニバース》)』ドレスコーズ
毛皮のマリーズの名盤の一曲目。恵比寿で初めて生で聴いた時には感動したものだったけど。うーん。
あ、語りは絶対いるでしょ。

29.『生命体』星野源
悪いとは思わないけど、そんなにピンときたわけでもなく。だからこそ聴いていた時があった。

30.『My Runway feat.Rei』RHYMESTER
今こそ私はこう言える。RHYMESTERのアルバムはつまらなかったと。
なんだか否定したくない気分だったので、リリース時は肯定しようとしてたけど、あれはやっぱりつまらなかった。11曲中ほとんどが既存曲。7曲が既存曲。既存曲のremixが1曲。挙げ句の果てにYouTubeで先行リリースまで公開されてるんだからもう、アルバムとしての惹きはない。前作『ダンサブル』、前々作『Bitter,Sweet & Beautiful』がアルバムとしての完成度が非常に高かったので…。今なら正直に言える。はっきり、がっかりした。アルバムを買う気になれなくて、前作・前々作はアルバムを買った上でストリーミングを回したい! という感じだったけれど今作は手元にない。

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