M.24 片想い

miwa『片想い』です。

miwaを最初に聴いたのは、爆笑問題のラジオにゲスト出演している時でした。
『春になったら』という曲のリリースタイミングでした。そもそもの経緯としてはdocomoと爆笑問題のラジオ番組、おぎやはぎのラジオ番組がコラボして、受験生を応援する企画をしており、その一環で歌詞やらエピソードやらを受験生から募り、それをmiwaの新曲にする、というような流れだったと思います。そうして出来たのが『春になったら』でした。

うーん。語り口に悩む。
高校1〜3の時「だけ」聴いていたので、記憶や経験があまりに個人的過ぎます。
アルバムで言えば2ndアルバムから3rdアルバムの頃です。

と言いつつリリース時期を調べ直していたところ、やや記憶違いでした。自分の中では高1の頃(2012年頃)から3年程度聴いていたつもりでしたが、『春になったら』のリリースは2011年2月23日、記憶の時期の更に1年前の段階で既にmiwaを認知しているということになります。最後に買ったCDは2015年の1月リリース(高3の年度)なので、その記憶はあっているようです。

気になる人が聴いていたから共通の話題が欲しくて聴いたのがmiwaだったので、動機が不純すぎてなかなか言及が難しいです。そしてその時気になっていた人の記憶が、今ほとんどないので、尚更。「恋と言えばmiwa」くらいのものです。(でも、ラブソングの素敵なアーティストの名前を上げていくとしても、私がmiwaの名前を挙げるのは終盤だと思われます。)
不思議なもので、miwaの曲を聴いてもその当時のことやその人を思い出すことはありません。日本語、というか言葉全般は面白いもので、代名詞というものがあります。「あなた」とか「彼」とか。代名詞は数学の代入にように何でも当てはめることができます。歌詞が「○○に住んでる××組の△△さん」とかで構成されていれば別ですが、大抵の場合は「あなた」とか「きみ」とかだったり、そもそも具体的に指してなかったりします。

そうすると私の場合、全ての歌はその時の人間関係を「代入」して機能することになります。(「ともだち」を連想する言葉が出てきた時に、その時1番の友達をイメージして聴いてしまう、みたいなことです。)
(私が中高生の頃の)miwaの歌は現在25の男が感情移入するにはあまりにもアレなので色々とアレなのですが、今聴いても「わかるぅ〜〜〜」となる曲がそれなりにあります。それは多感な時期に聴いていたからなのかな、とも思いますが、なんとも言えません。

『片想い』めちゃくちゃ聴いてたな。その他に聴いてたのは『ミラクル』、『カラ✳︎フル』、『ヒカリヘ』あたりです。『ミラクル』リリース時期には中野サンプラザにライブを観に行き、女の子とカップルだらけの空間に浮きまくっていたことを思い出しました。

今『ヒカリヘ』を改めて聴いてみるとなかなか響くものがあります。意外と良いこと言ってるな、miwa。

それでは、また。あなただけを愛しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?