究極のフードの食べ方

スターバックスにはたくさんのフードがあります。そのまま食べるものもあるし、温めて食べるものもあります。そしてフードごとに、最適なヒーティング時間が決まっています。スタバの最新のオーブンは、フードの名前のボタンが表示され、それを押すことで最適な時間ヒーティングされます。

ふと思うと「最適な時間」というのは、フード開発担当の方がお客さんに美味しく食べていただける時間を研究した結果ですよね。つまり、カップヌードルのお湯入れて3分と同じ。でも、すべての人に最適とは限りません。。僕の友人は、カップヌードルにお湯を入れて2分30秒で食べます。この方が彼にとっては美味しいらしいんです。

特にそのフードに対して、思い入れがある時、自分にとってベストな方法で食したくなるのは、人として当然の欲求でしょう。

あるお店の男性PTRさんは、シナモンロールにとても思い入れがあって、彼にとってベストの食べ方を研究していました。ヒーティングする時、通常はシナモンロールのボタンを押しますが、他のボタンだったらもしかしたらもっと美味しく食べられるかもしれない。そう考えた彼は、色んなフードのボタンでシナモンロールをヒーティングして、食べてみました。その結果出た結論が「バターミルクビスケット」のボタンでヒーティングする、でした。

それを伝え聞いた僕は、思い入れと執念の結実を試してみることにしました。

通常のヒーティングだと、アイシングが上に残り、全体的にふんわりした食感になります。それに比べて、バターミルクビスケットヒーティングは、アイシングが溶け、外側がパリッとした食感になります。

もう何年もシナモンロールを食べてきた自分にとって、驚きの発見でした。好みがあるので、どちらがどうとは言えませんが、よりベターなものを追求する、というのは新たな楽しみを見つけた気がします。

なお、この違うボタンでのヒーティングは、ちょっと面倒だったり、無用な混乱を起こす可能性があります。お店にゆとりがあって、かつ仲の良いPTRさんに頼むのがいいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?