oracle database開始と終了

データベースにはいくつの段階があります。

開始段階:終了(shutdown) - >ノマウント(nomount) - >マウント(mount) - > Open(開始)
終了段階:Open(スタート) - >マウント(mount) - >ノマウント(nomount) - >終了(shutdown)

各段階では制限をまとめました。

* 終了(shutdown)
- データベースに応じてアクセスを実行出来ない状況、つまりDBを中止した状態です。しかしデータベースをopenする為にSYSユーザーとしてのSYSDBA, SYSOPERの権限が必須です。

- 関連するタスク: B&Rで、物理的なバックアップを見れば、オペレーティングシステムのcpコマンドを使用して、
cold-backupをしたり、戻しができます。(ファイルを対象)

*ノーマウント(nomount)
- パラメータファイルを読み込み、インスタンスを開始する

-SGAがメモリに割り当てられ、background processが開始される。 (background processには、後で別に内容をまとめます。)

-alertSID.logファイルとトレースファイル(Trace)の記録を開始。

- 関連するタスク:Controlファイルの再作成可能(変更するには、初期化パラメータを変更しなければならない)、データベースの作成。

*マウント(mount)
- 初期化パラメータに記述されたControlファイルを読んだ後、データファイルとREDOログ・ファイルを認識します。
- 関連するタスク:データファイルの名前/位置の変更、データベースの回復、アーカイブログモードを適用、解除。


*開始(Open)
- Controlファイルに記録されたオンラインREDOログ・ファイルとデータファイルを読み取ります。

- すべてのユーザーが接続して正常にデータベースを使用できる状態です。

- すべてのオンラインREDOログ・ファイルを検査し、一貫性が確認されて(read-consistency)は、すべてのオンライン・データ・ファイルのヘッダをチェックして、一貫性が確認され、のREDOグループに少なくとも1つ以上のメンバーが使用可能である必要オープンすることができます。
- 関連するタスク:オンライン・データ・ファイルを確認し、オンラインREDOログ・ファイルを確認、hot-backup、表スペースの削除、ユーザーの削除。

<要約>

データベースの稼働の必要な手順
no mount - > mount - > open
初期化パラメータファイルを読む - > sgaが割り当てられる。 - > background processが実行される。 - > control fileを読む。 - > redo log fileを読む。 - >データファイルの整合性を確認した後、データベースをオープンする。 - >(データベースが正常終了すると、再起動時にインスタンス・リカバリの必要性無し)

参考:

https://docs.oracle.com/cd/B28359_01/server.111/b28310/start001.htm#ADMIN11142