Aぇ! groupのライブに行ってきた話




先日の続きになりますが。
Aぇ! groupのライブに行ってきました!!!
まとめるのにえらい時間がかかりました!!!

*これはド新規にわかの感想です。ネタバレ、にはならないと思うけど、どうだろう…?という感じなので、なにかの間違いで辿り着いてネタバレを避けたい方はやめておいた方がいい、かも…?

・開演前
とりあえず手持ち無沙汰になるのを避けるべく、ペンライトを買おうとグッズ購入の予約をして、開演2時間半前に会場へ到着。
思ったよりもスムーズにグッズは買えて、ものすごい空き時間が発生することに。
当然のことながら、知り合いもいない地でどうにか時間をつぶす1時間強が始まりました。

ここで本当に大誤算だったのが、ペンライト。
というか、ペンライトにまったく落ち度はなく、私の思い込みだけに落ち度がある。
荷物を少しでも減らすべく、斜めがけの、財布と化粧ポーチ入れたらほぼいっぱいになるようなカバンで向かってしまい、ペンライト生身で持ち帰らないとならないのでは⁉︎とあとから焦り、まぁでも、ペンライトって普通は手首を通すストラップみたいなのついてるでしょ〜、カバンに引っ掛けて帰ろ〜となめてかかって購入したペンライト。
ストラップは、ありませんでした。

まじで困った。
ストラップのついてないペンライトなんて存在してるんだって、めちゃくちゃ学びになった。
あとちょっとでかい。
今まで購入したペンライトにストラップのないものがなかったから、世の中のすべてのペンライトにストラップがついてるんだと思い込んでた。
そんなことないらしい。
前後するけど、公演後、持ち帰る方法を模索した結果、スカートのウエストに持ち手を差し、飛び出した部分はジャケットで隠す帯刀方式でホテルまで移動するはめになったのめちゃくちゃ恥ずかしかった。
絶対挙動不審だった。

そんなペンライト事変を乗り越え、なんとか開場時間へ。

・開場後
入り口に、女の子が9.8割!!!!!
というあたりまえはあたりまえだけど、新鮮な光景にめちゃくちゃビビった。

たぶんここからずーっと比較する感想になっちゃうんだけど、普段私が行く現場といえば、ハロプロ、中でもモーニング娘。とつばきファクトリー。
女オタが増えてるとはいえ、古からハロプロを推し続ける男性オタは一定数いるから、女の子が9.8割なんてそんな状況は、まじで見たことがない!
本当に、どの季節に行っても悩まされる男性オタの多い現場のほんのり刺してくる臭いがないだけでこんなに過ごしやすいか…と感動した。

席はもちろん天井席!
これに関しては覚悟してたし、なんなら天井席じゃなかったら気まずくて困っちゃうところだったから安心した。
さすがに名前と顔が一致したのが1ヶ月以内のド新規にわかのくせに、自分より後ろの席の人がいたら、申し訳なさすぎる。

無事に席にたどり着き、安心したついでに、開演前にお手洗いに行ってこよーと軽い気持ちでお手洗いに向かったのは、ちょっと反省してる。
あたりまえなんだけど、めちゃくちゃ混んでた。
あと、個室の数がキャパに対して少ない。
結果、開演2分前くらいに席に駆け戻るはめになった。
隣の人々に申し訳なかった。

・開演!!!
まずなんというか、この事務所の平均値はわからないけど、普段ハロプロのライブしか見ない身からすると、財力の違いを叩き込まれる演出ばかりだった。
火花も炎も煙も、どれかひとつでも出たら、ハロプロのライブだったら今回金かかってるなぁって思うのに、全部出た。
サビだけとかでもなく、惜しみなくバンバン出てた。
知識としては知っていたし、SixTONESのライブ映像も見たことがあるから、この事務所がそういう演出をするところだとはわかっていたけど、目の当たりにするとびっくりする。

ステージも、でっけースクリーンみたいなのいっぱいあるし、上下したり、ぐいーんって伸びたり、もちろん知識としてそういうステージがあることは知っていたけど、何度も書くけど、ハロプロはでけースクリーンはちょっとしかないし、ステージは上下しないし、ぐいーんって伸びない。
まじであるんだ…!みたいな、写真でしか見たことない観光名所を初めて見たみたいな感動だった。

あたりまえのように、キラキラも吹き出すし、金テープも飛ぶし。
ハロプロなんか、卒コンしか飛ばないからな、金テープ!

衣装もいっぱいあるし、なにその衣装⁉︎デザイナー呼んでこいよ!コンセプト説明しろよ!みたいなのないし、合間の映像もちゃんと金かかって凝ってそうだし、なにからなにまで財力!財力!財力!って感じ。
あと、合間の映像、遊園地みたいな方の曲、スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスの亜種みたいな曲だった。

しかし、これをデビューシングルの売上反映前にできるのか…と思うと、文字通り桁違いなんじゃないかしら…と怯えてしまった。

ただ、もちろんいいところ悪いところはそれぞれあって、箱自体とか、席の問題もあるのかもしれないけど、音響はちょっとイマイチでは…?と思った。
歌声がどうしても散ってるというか、バランスが悪いというか…主旋がわからないとかでなく、ただただなんのメロディーも聞きにくいみたいな瞬間が結構発生してたの気になった。
歌上手いし、声も通る人が多いのにもったいないというか、爆音で鳴らすのはもちろん大事だけど、バランス感?みたいなのをどうにかもう少し調整できないのかしら…?とは少し思った。

あと、オタクの声、めっちゃ小さい。
これは男女の差かもしれないけど、嘘だろってぐらい小さい。
びっくりしちゃって逆に声全然出せなかった。
アンコールとか、それぐらいでいいのか、優しい〜とすら思ったけど、まぁ界隈も作法も違うから、こんなものなのかもしれない。
男性アイドル、ハロオタの前でライブしたらぶっ飛んじゃうんじゃないだろうか。

ここからはひとりずつの印象を。

・小島健さん
なんだか思ったのは、この人はとてもリーダーなんだな!ということでした。
その場の熱を上げる言葉を、パフォーマンスをやってのける人というか、たぶん実務的な部分とか、そういうところでまとめる人は他にいるんだろうなって感じるけど、精神的な支柱というか、リーダーという肩書きがとても似合う人。
グループのバランスとして素晴らしいな、と思っていて、こじけんさん個人の感想ではなくなるけど、Aぇ! groupは責任というか、負担?というと重いけど、それぞれちがうものを背負っていて、偏りがないというか、それがこじけんさんの場合、精神とか、熱量的な部分なんだろうなと。
こじけんさんの熱さは、全体を上げるし、しめるというか。
着火するのは絶対この人なんだって思わせる魅力があった。
カリスマ性っていうと陳腐かもしれないけど、カリスマ性がめっちゃ高い。
グループにこの人がいるのは、めっちゃ強い。
そんなことを思った。

・佐野晶哉さん
エンターテイナーだー!って思った。
これはこの魅せ方、こっちはこの魅せ方っていう切り替えがうまい!
いい意味で、めちゃくちゃ空気を読める人というか、求められるアイドルを平均点とかじゃなく、最高得点で出せる人。
器用富豪って言葉、すごい合う。
歌もドラムもうま!
いや、ドラム、本当にめちゃくちゃうま!
別人なんじゃ?ってぐらい、ドラム叩いてるときの空気感ちがくて、かっこよかった。
あと、ふざけたときの爆発力もすごい!
愛してるって言わnight。
たぶん天才の所業でした。
あれのレクチャー動画とか、YouTubeあげたらいいのに。
そんなおふざけをやってるかと思えば、表情とか抜かれてるの見て、うわ!かっこよ!ってなった瞬間もいっぱいあった。
その無邪気そうな笑顔は世界を救うよ、ありがとうって思った。

・草間リチャード敬太さん
リチャさんは、まじで完成度がダントツで高い。
ダンスも歌も、見事に完成させているというか、ドキュメンタリーで「お金を払って来てもらう以上は〜」みたいな発言をされていたけど、それをきちんと己に課しているんだな、と。
そのプロ意識大好き。
プロ意識高いアイドル大好き。
ダンスは特に、めちゃくちゃうまかった!
1人でちょっと踊るところあって、本当に輝いていた。
やる!って決まってることへの完成度を上げなければならないっていう責任感がきっとすごく高くて、ダンスも歌ももちろんだけど、おもしろへの振り切りもあるし、その責任感だからこそ、ベースもあそこまで短期間で仕上げてこられたんだろうな、と思った。
ベース、たぶんまだまだ難しいところはあるんだと思うし、もとの譜面とかよりはだいぶ簡易的にしてるんじゃないかなぁとは思うけど、それでも、きっと次のツアーには、いや、今回のツアー終わる頃までだって完成度上げていくんだろうなぁっていうそんな信頼感がリチャさんにはあるし、それを応援したいと思わせる力がある。
リチャさん、王道じゃないみたいなこと言うけど、この人めちゃくちゃにアイドルだ!
あと、途中ヘッドセットマイク壊れたときの対応力!
ハロプロオタクは現場トラブルの対処と手持ちマイクのコントロールがうまい人に絶大な信頼感を抱くので、このハプニングをあまりに綺麗に切り抜けたリチャさんにはもうひれ伏すしかなかった。
リチャさんは最強かっこいいアイドルです。

・正門良規さん
正門さんは、YouTubeとかで見ていた印象といい意味で全然違う人でした!!!
かっこいい!!!
いや、YouTubeの動画だってそらもちろんかっこいいんだけど、どちらかと言うと、かわいいというか、爽やかな、穏やかなかっこよさだと思っていて。
ところがどっこい、ライブの正門さんはギラギラしてる。
ギラギラ輝いている。
表情とか、視線とか、びっくりするぐらいギラギラしてて、輝いていて、かっこよくて、でも、mcとかそういうギラギラじゃない曲になった瞬間に、YouTubeで見ていた穏やかぁなかっこよさに切り替わって、冗談じゃなく、見間違いかと思った。
ギャップの塊だったし、あんなにギラギラしてるのに、さらっとかっこいいことを言う。
挨拶の中でぽろっと「かわいい声を聞かせてくれて」みたいなことを言った瞬間はびっくりして、変な声が出た。
り、リア恋ナンバーワンだぁ……ってなりましたよ。
もちろん、パフォーマンス映像も少しは見てから行ってるから、そういうギャップもリア恋ナンバーワンも知識としては詰め込んでるんだけど、実物えぐかった。
実物がアイドルすぎた。
しかも、アイドルとしての自覚がしっかりしてそうなところもよかった。
自覚しっかりアイドル愛してるので!
正門さんがダブルセンターである理由がよくわかってなかったんだけど、めっちゃわかった。
正門さん、めちゃくちゃセンターの器!

・末澤誠也さん
末澤さんは、あの、ほんっとうにデビューしてくれてよかった。
長くて大変で危うかったのであろうジュニア時代を私はまったく知らなくて、文字や言葉だけで実感できることなんて限りなく少ないし、その頃もずっと応援してきた方々にはもう感謝だけではとどまらないけど、この人がアイドルじゃないなんて、世界の損失だと思う。
一曲目で登場して、ラスサビ前だったと思うけど、先頭切って、衣装を靡かせながら駆け出した姿、今回のライブの中でいっちばん印象に残ってるかもしれない。
光り輝いていた。
あの姿を見たとき、あ、来てよかったって思った。
末澤さんを先頭に、走って行くAぇ! groupがとってもかっこよかった。
歌も上手いし、ダンスも上手いし、なんだか魅せ方が上手い人だった。
パフォーマンスの魅せ方と、mcとかの魅せ方の魅力がまた違って、え!かっこよ!ってなる瞬間も、え!かわいい!ってなる瞬間もいっぱいあって、おぉアイドルだぁ…ってなる人だった。
mcといえば、最後のmcのときに「浮気すんなよ!」って威勢よく言ってから、じわじわ照れて、「うっせぇよ…」ってちっちゃく言ったの、あまりに少女漫画でどうなってたんだろう…?
あと、メンカラって、事務所によってイメージちょっとズレる色もあると思ってるんだけど、赤ってズレないですね。
すごいメンカラ赤の人!!!ってパワーを感じる人だった。


士気を高める人。
幅を広げる人。
完成度を上げる人。
センターでまとめる人。
先頭を走る人。

私の見たAぇ! groupはこんな感じ。
5人とも、とってもアイドル。

きっとここにオレンジ色の爆発力があったんだろうなぁと思うと、その時代を知れなかったこと、少し悔しいけれど、デビューした彼らのことを追いかけようと思える素敵なライブでした。


後日談。
6月、ファンクラブに入会しました。
次にライブに行く機会があれば、ペンライトは赤、が最有力だけど、それまでの諸々で決めよう。

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