もうすぐいなくなる日記2021②

喉が痛いと思い、体温を測るもまったく熱は出ていない。出勤後も喉の痛みが続くので常備薬のトローチを舐め続けていた。トローチって麻薬だから舐めていくうにうちに喉の痛みが麻痺してきて痛みの根源が喉ではなく奥歯あたりなのではないかと気がついた。会社の人が気にかけていてくれたから本当に痛いのは奥歯のあたりかもしれませんと伝えたら喉と親知らずの位置の違いわからないの？って。本当の痛みがどこにあるかわかるのは麻痺してからなんだと思った。

どうやら親知らずの歯周ポケットにバイ菌が入って腫れあがってそれが喉まで広がったらしい。仕事を2回半休して親知らずを抜いてもらった。口の中に穴ぼこが空いていて鏡越しに光を当ててその中を覗こうとするがかなり深くて底まで見えない。もしかしたらぼくが感じているよりもっと深いところまでこの穴は続いているのかもしれない。

4月から保育園に通い始めた子供は3日程度でもう慣れたらしく、送り迎えで涙を見せることはなくなった。ただ平日家での時間が少ないと感じるらしく、僕らがご飯お風呂片付け就寝と慌ただしく明日に向かって動いていることに納得がいかないのかグズったり騒いだりすることがある。子供は僕らと3人で一緒にいる時間が好きだ、どちらか片方がお風呂でも洗いでもいなくなるともうひとりを探しはじめる。親のエゴというのはこうやって生まれているのかと実感している。子供が眠りにつくまで好きなだけ一緒にいてあげれるようになれれば。

GW前になって東京は緊急事態宣言に入った。
どうやら今回の宣言は法律として様々なことが可能になったことからかなり本気度合いが伺える。国の対応に憤りがあるし、自分の感染対策にはやっているけど大丈夫か？って謎だし、酔っ払ってマスクつけずに密になって街を闊歩している人にはなぜ！？？ってなるし。サウナも映画館も劇場も休館してしまったのは、クソーとかしょうがないかとか、何か自分に支援できることはないだろうかとかモヤモヤしている。

○大豆田とわ子と3人の元夫

○コントが始まる

○生きるとか、死ぬとか、父親とか

4月クールのドラマがどれも面白い。毎日映画なんか観なくたってドラマで満たされてしまう。コントが始まるのあざとすぎる構造にはウムウムとなりながら、菅田将暉のオールナイトニッポンでマクベス3人の役者が出演していて学年から注目される勉強もスポーツもそれなりにできて頭のキレる菅田将暉くん、クラスで一番のお調子者で菅田将暉の良き相方仲野太賀くん、学校で一番の優等生の神木くん、という男子校の放課後が思い浮かぶような素晴らしい掛け合いだった。この仲良したちがまだ観れるってだけで嬉しい！
松田龍平と東京03角ちゃん、岡田将生の3人の元夫って括りが最高だしそれぞれ愛おしすぎる。ちなみにだが(san_ninno_moto_otto)という語呂が最高に良い。nの連なりから母音がoの連なりに変化して促音で締まる。
吉田羊さんはジェーン・スーにそっくりだし、ラジオの相方が田中みなみさんってところは「この人がこのドラマに出演していることに意味がある」みたいな重要性を感じるし。
役者が好きで、脚本家がディレクターがプロデューサーが好きで、連ドラってこんなに面白いのかってまともに感動してしまっている。

○北の国から'87初恋

田中邦衛さん亡くなった。フジテレビ、追悼放送ありがとう。ご冥福をお祈りします。
北の国からは去年から見始めて、スペシャルを合わせてここまで見終えたのだけれど富良野で起こっていることを淡々と見つめていく、構造や技法に凝らずここまで面白いとは素晴らしすぎる。

○ポカリスエットcm

話題になっている。初見のカタルシスはすごい。

Cwond「Hernia」

illiomote「Teen Trip The Future」

YeYe×BASI「おとな」