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感想『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』

点滴中に次に何を観ようか?
気になる映画はいくつかある。『300』はいつか観たいが気合がいりそうだし、もっと観たいと思った『Tar』は48時間以内に観終わらないといけない。
もう少し、なにも考えずにぼけーっと観られるものを探してたどり着いたのが、これ。
ほら。世代ですから。

字幕版で観たので、主人公はリッキーだし、ヒロインはローラ。
どこかで見たことがあるような衣装や小道具ににやりとしても、ほぼ原作とは別のものとして楽しんだように思う。
ファルコンが原作そのままの海坊主ぷりで、そこが非常に嬉しい。素晴らしい。

あの作品の雰囲気は十分に生きていて、それがフランスやモナコの景色と違和感なくフィットしていた。
この時代に、これだけ下世話で、ポリコレなにそれな映画をよく作ったなーと思うし、私は笑いながら楽しめちゃうんだよなぁ。
いやもうほんと、下ネタがひどい。繰り返すがひどい。
そこを男女ではなく、「被害者」を男ばかりにしたところがポリコレ対策なのかもしれない。
かと言って、同性愛を笑いものにせずに、それはそれで愛しいもののように描く姿勢を感じた。

そんなわけで、気軽に楽しんだリッキー・ラルソン。
約90分によくまとまったおばかな下ネタ多めのアクションコメディ…と観終えようとしたところに、お!となるのがED。
ほんの短いフレーズであるが、Get Wildが使われていた。

それで、今度は吹替版を確かめてみることにした。
吹替版の声優さん、ゲストに神谷さんと伊倉さんの名前はあるが、主人公は山寺さんが演じている。
吹替版だと、名前が遼と香になるので、こちらのほうが私は違和感あるかも。
代わりに、EDは最後までGet Wildになっている。

遼はセクハラばっかりなんだけど、肝心なところは紳士だからよいのよねぇ。
なかなかよい気晴らしになりました。

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